Scribble at 2025-08-06 21:20:48 Last modified: unmodified
就職活動は「AI対AI」の構図になりつつあります。ChatGPTをはじめとするAIチャットボットが登場して以来、求職者向けのAIツールが発達しており、職探しから履歴書の作成、面接の予定決めなど求職にかかわるいくつもの作業をAIで代行できるようになったことで、求職者はより多くの企業に簡単に応募できるようになりました。一方で、企業側は増えすぎた求職者に対応するため、求職者の選別や面接のスケジュール決め、求職者へのフォローアップなどを自動で実行できるAIを使って求職者をさばいている事例も起きています。
応募者の応対にバーチャルな担当を使っている企業は多くないと思うが、かたや企業へ応募する多くの学生などは、インタビューの仮想問答とか SPI 対策に AI を活用しているであろう。
もちろん、ここで何度も書いているように、そもそも企業の人事部や採用担当者の多くは、実際には人材雇用や組織論の素人であり、上場企業や大企業でも社会心理学の博士号をもっている人物なんて、日本では皆無であろう。したがって、どれほど人事に確率的思考を導入しようという大部の本が売れようと、そういう本を買って持つことがステータスとなっているにすぎない状況では、AI の活用においても企業は圧倒的に応募者に遅れをとっていると言える。
したがって、そういう素人集団からクラス・チェンジしてコンサルをやっている人々にしても、底は知れている。やれ「人間観察のプロ」だの何のとオカルトまがいの経験談しか語ることがない人々が、たとえば「ちんこりん」だか「ちきりん」だかいったハンドル・ネームで偉そうなことを語っていたわけだが、元マッキンゼーだろうとインチキであることに変わりはない。ああした、名刺で仕事をしている有名コンサルの山師どもは、何の実績や経験や学識もない東大の学卒ていどの分際で、他人様に物事の道理を語って見せる道化を演じているにすぎない。彼らを雇う企業にとっては、部外者の発言による牽制、つまりは物事の是非と関係のない社内政治の道具として使っているだけなのだ。