Scribble at 2025-05-04 21:56:10 Last modified: 2025-05-04 21:56:28
2024年度から小学校5年生~中学校3年生の英語や算数、数学で本格的に使われ始めた「デジタル教科書」。今年2月には、中央教育審議会に設置されたデジタル教科書推進ワーキンググループがまとめた中間案において、紙と同様に正式な教科書とする方針が示された。一方、スウェーデンが紙の教科書を推進し始めたことが話題となり、デジタル教育先進国として知られる北欧諸国の動向に注目が集まっている。日本はこうした動きをどう受け止め、デジタル教科書とどう向き合えばよいのか。海外の現状から学ぶべく、フィンランドの教育制度に詳しい渡邊あや氏に、同国の動向について解説してもらった。
大学教員が解説文を書いている体裁だが、たぶん編集部が水増ししてるんだろう。とにかく、文章の中盤あたりまでは延々と状況説明だけが繰り返されていて、話の主題にぜんぜん入っていかない。こんな文章を、研究者が平気で書くとは思えないからだ。もっとも、昨今はどの分野でもジャーナル・アカデミズムが浸透しているので、ふだんから論文の内容を水増しして書いているような人物であれば、こういう無駄に長い文章を生成 AI などで作ることに何の躊躇もないかもしれない。
ともあれ、デジタル・コンテンツの「インタラクティブ性」などに飛びついた人々が是々非々の考えに落ち着いてゆく過渡期であろうから、たいていの政策において海外の施行を5年から10年くらいの周回遅れで検討しはじめる日本の国家官僚がやることだから、日本ではこれからデジタル・デバイスを教室に持ち込む算段を IT ゼネコンやメーカーなどと考え始めるのであろう。もちろん、有能な生徒や学生は馬鹿げた教育行政に付き合って数年の大切な時間を浪費するべきではないから、どのみちグローバル人材を志望しているならさっさと海外(それがアメリカだろうと中国だろうと)へゆくべきなのである。