Scribble at 2024-11-22 12:27:41 Last modified: 2024-11-22 12:30:09
生成 AI で画像を出すようになってから、更にストレージの使用量が増えている。増え方としては、おそらく動画とまでは言わないまでも、写真を熱心に撮っている人よりはペースが速いような気もする。これは、僕のストレージの使い方としては、これまでになかったパターンであるから、ストレージの管理なり運用の見通しについても再考する必要がある。
増えてくるファイルの保存について、これまでは光学メディアを利用してきたわけだが、ここ最近はクラウド・ストレージだけでなく、結局はスタンダードな NAS や外付けの SSD といった機器も利用している。そして、扱いやすさと単位容積あたりの記録量、コスト、それから故障率が低くなってきたことを考慮すれば、やはり自宅でポータブルの SSD か HDD を使っていくのが良いだろうと思う。
既に光学メディアは単位あたりの記憶量が限界に近くなっているし、次世代の規格が全く実用化の話すら出ていない。ホログラフィック技術を応用した大容量の記録メディアなんて話が出ていたのも、既に15年以上は前の話であったが、民生品としての実用化という話を新聞や IT 関連のメディアで見かけたことは、それから一度もない。要するに実装が難しすぎるか、あるいは民生品としてはコストがかかりすぎるのだろう。したがって、現在の Blu-Ray による 100 GB くらいが限界となると、ご承知のようにケースに入れたメディアが2,3枚でポータブルの SSD と同じくらいの容積になるのだから、もう選択肢に入れたくない。つまり、僕にとって光学メディアによる記録なりバックアップは、Blu-Ray で一区切りであり、簡単に言えばオワコンである。実際、既に会社の業務でも光学メディアへの記録なんて誰もやらないし、僕自身も情報セキュリティや個人情報保護マネジメントシステムの古い帳票や記録類は、全て複合機で PDF にスキャンしてから、Dropbox へ預けるか外付けの HDD にバックアップするだけだ。これを Blu-Ray にいちいち焼くなんて、部下でもいればともかく、少なくとも僕の工数単価を考えたらやっていられない(ちなみに僕は「システム・アーキテクト」クラスなので、本来は僕を動かそうとすれば一日の単価は8万円だ。ただし最近は電通や上場企業でも金欠なので、5万円ていどに負けてやっている。1人日5万円なんて、アクセンチュアや TIS の新卒が取るような単価なんで、distinguished engineer なり IT architect クラスを自任する者としては恥ずかしいし、これでは儲かるわけがない。あと、会社勤めしたことがない人に解説しておくと、こういう単価には会社の経理や人事の人を雇用するための「全体配賦」という固定費のコストも組み入れられているので、これが僕個人の給料みたいなものだと勘違いされると困る。1日5万や8万を高いと喚く前に、企業の経営なり財務を少しは勉強することだ)。
で、アマゾンではただいま 30TB のポータブル SSD なんていう詐欺商品が絶賛発売中で(笑)、Vine っていう無料で手に入れてるサクラどもが盛大に偽のレビューをバラ撒いてるわけだ(30 TB の SSD なんて、産業用なら発売されているが、もちろんアマゾンで販売されてるような9,000円で手に入るわけがない)。こういうのは無視して、堅実な計画を立てるのがよい。
実勢価格としては、おおよそ 1 TB あたり1万円といったところなので、いま自宅で使っている SanDisk の 2 TB がそれくらいだから、これを最低でも5年ていどは使うとして、5年毎に2万円の出費で使い続けていくというのが現実的だろう。もちろん、これから C/P が上がって2万円で 3 TB とか 4 TB になる可能性もある。年間で5,000円くらいのコストを見込んでおくということだが、これよく考えると Blu-Ray の 100 GB のメディアを 2 TB ぶんだけ購入しても1万円はするから、光学メディアの方が劇的に安いというわけでもないんだよね。
ただ、SSD って、もう10年くらいは使ってるけど、これだけ普及してきてるのに(ノート・パソコンではほぼデファクト・スタンダードのスペックだろう)意外と値段が安くなってないんだよね。さきほど述べた、1 TB あたり1万円くらいの実勢価格で、もう5年以上は固まってしまっている。しかもインフレに連動してじわじわと値段が逆に上がってきてるし、これがちょっと困ると言えば困る。