Scribble at 2024-09-25 12:07:21 Last modified: 2024-09-26 21:06:18
偽造した推薦状を使って公益財団法人から奨学金をだまし取ろうとしたとして、京都府警西京署は24日、有印公文書偽造・同行使、詐欺未遂の疑いで、京都市南区西九条菅田町の大学院生、齊藤浩一容疑者(37)を逮捕した。「言いたくない」などと供述しているという。
年齢を強調して何を印象操作したいのか知らないが、多くの国では大学院生なんて30歳だろうと50歳だろうとたくさんいるわけで、それこそ社会人入学で定年退職してから研究に取り組む人も多い。「保守」を名乗っていながら、大学院生で37歳というのは異常であると思わせたいかのような loaded language を使うのは恥ずかしいことだよ。
それに、標準的な年数を超えて大学院生を続けていたとしても、それは無能だからではなく、たとえば文化人類学だと海外のフィールド・ワークで途中の何年かを留年する場合もあるし、僕のように修士論文の質を高めるために敢えて留年する場合もある。実際、それで関西大学に修士論文として提出した学位論文は、その後で博士課程に進んだ神戸大学のボスからは「手直しすればそのまま博士論文になる」と言われたほどの水準だった。大阪の零細ベンチャーで暇潰しに文句だけ書いてるジジイに見えるかもしれないが、世の中には『産経新聞』の論説委員ですら足元にも及ばない学識の人間がいるという話の一例にすぎない。
今回の事案は、奨学金の推薦状を指導教官に書いてもらえなかったのだから、まぁそれほど有能な人材でもないのだろうけど、それは年齢とは関係ない。