Scribble at 2025-10-16 12:48:56 Last modified: unmodified
Drives are getting better—or, more precisely, the Drive Stats dataset says that our drives are performing better in data center environments.
彼らの正確な言い方では、飽くまでもデータ・センターの環境においてという但し書きはあるものの、ハード・ディスク・ドライブの長期的なスパンで見た信頼性は更に高まっているらしい。つまり、サーバ用途の高額なモデルを安定した室温や湿度や振動対策という環境で運用すれば、平均して10年程度は使えるということだ。
でも、困ったことに初期不良については故障率というよりも初期不良が起きる歩留まりが改善されていないのも事実である。初期不良さえない「まともな商品」であれば、その後は10年くらい使えるということなのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが、それら生き残った「まともな商品」でも、従来より長く使えるのだから、ひとまず良いことなのだろう。おまけに、消費電力も低くなってきて、容量も単位あたりのコストが下がっているのだから、サーバで使う HDD のように一定の頻度でコールド・スタンバイしているスペアと交換するのが当たり前の機材として運用されている限りは、これからも HDD が使われていくのだろう。これは、いまだに SSD が容量あたりのコストを何年も引き下げられていない状況を考えると(それでも、約10年で 1/10 くらいにはなっているのだが)、何かブレイク・スルーが起きない限り、SSD はひとまず現行のコスト・パフォーマンス(1 TB で1万円ていど)で限界に思える。