Scribble at 2022-08-24 10:38:54 Last modified: unmodified
上記の記事は、内容そのものは下らない喩え話にマジレスしてるだけのふざけた記事でしかないと思うのだが、コンピュータやシステム開発の技術者だけに限らず、昔から自分たちのよくわからないことをしてる人たちを「〇〇の魔術師」などと言ったりするから、我が国でもありきたりな表現なのだろう。そして、もちろんのことだが「魔術師」のやっていることを詳しく知りたいとか学びたいなどとは、誰も思っていない。魔法だろうと魔術だろうと、とりあえず便利で愉快なものが手に入ればいいというわけだ。そういう意味では、日本だろうとアメリカだろうと、凡庸な人々の多くも未開部族のカーゴ・カルトと変わらないメンタリティを維持しているとも言える。
そこに人間性のなんたるかを見つけられるかどうかについて、僕が言う意味での「保守」に確信はない。よって、僕はそういうことにコミットしてはいない。アフリカの原住民、オーストラリアのアボリジニ、ネイティヴ・アメリカン、それからアイヌも含めて、古来からの風習なり文化に何か現今や将来にわたっても維持するべき何かがあるかどうかについて、僕は「ある」とは思っているが、具体的な風習として指摘することは難しいと思う。それこそ、まかり間違えば「江戸しぐさ」みたいなイカサマを宣伝することにもなろう。