Scribble at 2024-10-13 17:12:18 Last modified: 2024-10-13 17:20:32
耳をふさがず、周囲の音も聞こえるイヤホンやヘッドホンの新製品が相次いで発売されている。オンライン会議などで付けたままでも周囲と会話ができ、利便性が高いとして好評だ。装着感や音漏れ防止など、各メーカーの得意な技術で競える市場としても注目を集めている。(田中俊資)
当サイトを日頃からご覧の方であれば、「またか」という印象をもつかもしれないが、もちろんこういう風潮が続く限り、いつまでも取り上げるのが僕らのスタンスである。繰り返すが、骨振動だろうとノイズ・キャンセリングだろうと、どういうテクノロジーを導入するのであれ、公道での車両走行や歩行(もちろんジョギングなども含む)の注意力を妨げるような挙動を助長したり推奨する商品とか生活スタイルとかものの考え方は、僕に言わせれば全てマーケティングの掌中にある欺瞞と言って良い。そして、企業人というものは、プライベートではどうであろうと、企業人として振る舞わざるをえなくなると、ふだんとは別の思考に走ったり(X でヘイトをバラ撒いてるのは零細の広告代理店のバイトだったりするが、ネトウヨ発言をバラ撒いていても本人は左翼だったりする。また、共産党や公明党などの広報や宣伝に関わっているスタッフの中にも、信奉するイデオロギーが違うという人も多いものだ)、その企業の「カルチャー」だの「風土」などと称する、たいていは脱法的な(いや、ビッグモーターを見れば分かるように違法ですらある)ことを当然のようにやってしまうものだ。
「周囲の音が聞こえる」などと言っているが、そもそもイヤフォンをつけて周囲の音ではない何か別の、公道を歩いたり車を運転するにあたって必要でもなんでもない音を聴くという意図や動機を持っている時点で、本来なら優先するべき音の聞こえ方を注意の(外へではなくとも)脇へ追いやっているのだから、これが危険な行為でないはずがない。僕は、こういうイヤフォンを使っていたとしても、従来のイヤフォンをつけて何か事故を起こした人物と比べて、過失の度合いが下がるとは思えないのである。