Scribble at 2023-07-09 09:05:10 Last modified: unmodified
Perl と言えばラクダの絵柄を連想する人もいるにはいる。もちろん、僕も PHP を使う前は Perl で自分のサイトのコンテンツを動的に表示させていた頃もあったので、日本橋のジョーシン・テクノランドの書店コーナーで買った何冊かの Perl の本は、いまでも手元にある。したがって、ラクダを Perl のマスコット・キャラのように扱うことに特段の奇異も不満も感じていないわけだが、しかしだからといってラクダが Perl の代名詞であるかのように使われているのは、プログラミング言語としての Perl なり開発コミュニティと本質的な関わりが何かあることによってではないというくらいの割り切りもある。よって、上記のコメントと同じく、しょせんは O'Reilly Media という企業で書物を販売するときに動物の線画を表紙に採用していたという、本質的でもなければ重要でもないことに固執するのは、はっきり言って愚かなことだと思う。同じく O'Reilly からは PHP の本がたくさん出ているけれど、PHP については決まった動物やキャラなんてないだろう。かろうじて、公式サイトで使われているゾウだかマンモスだかのイラストを覚えている人がいるくらいのことである。Python に至っては、もともとはモンティー・パイソンのことだったのに、蛇のパソコンが使われてしまっていたりする。まったくデタラメな話である。