Scribble at 2024-05-22 20:15:30 Last modified: 2024-05-22 20:17:12

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BSアニメ夜話 第09弾 (2007年09月25~27日放送分) 第01夜 「ど根性ガエル」 岡部英二

何年かに1度の割合で、この『BSアニメ夜話』や『BSマンガ夜話』を YouTube で眺めることがある。著作権うんぬんの問題は承知しているが、他に観る方法がない(NHK のサイトですら公開してない)のだからしょうがない。視聴者の「アーカイブ・アクセス権」を奪っているのは NHK の方である。われわれには、過去の番組を自由に観なおす権利があるはずなのだ。

ということで、ここ最近も色々と観ている。ただ、僕は特にアニメや漫画のファンではない標準的な消費者であった。よって、このシリーズで取り上げられている作品は半分も知らないし、名前くらいは知っていても観たり読んだことがない作品も多い。そして、やはり知らない作品について色々と語られていても興味は沸かないので、なんだかんだ言っても僕が何度も観るのは10作品くらいに限るのだ。そして、その一つが『ど根性ガエル』(1972)のアニメ版である。ただし、僕が初めて観たのは再放送のときだったと思う。1972年の初回放送だと、僕は4歳だったからだ。うちがテレビを買ったのは、両親の仕事が落ち着いた頃で、僕が小学校へ上がった1975年くらいだったと記憶しているので、1979年に放映された再放送の方を観たのだと思う。でも、その時の印象は幾つか強く心に残っていて、僕がカエル好きなのは『ど根性ガエル』を観たからだと思っている。他にも、建設現場の脇で落下してきた鉄骨を梅さんが空手の技で蹴り飛ばすシーンだとか、主人公のひろしがガキ大将のゴリライモと勝負できるていどに喧嘩できる設定も覚えている。

いまでも、不定期に発売される「修羅の刻」シリーズの単行本を買ってみたりするし、『百鬼夜行抄』の単行本が出ると当然のようにアマゾンで予約するし、アニメも昼ご飯のお供として連れ合いと観るのが日課みたいになっている。たぶん、少なくとも僕や連れ合いにとっては、メディアに触れ続けている限り、そしてそれを理解する知能が認知症などで衰えない限り、こういう生活はずっと変わらないのだろう。

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