Scribble at 2026-04-29 21:26:28 Last modified: unmodified

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A calm lake with a small boat and reflections of the sky, A gripping drama set on death row, highlighting the supernatural, Sketch, Gleaming luster that gives the gemstone a luminous and radiant appearance

Steps: 6, Sampler: DPM++ 2M SDE, Schedule type: Karras, CFG scale: 1, Seed: 3426944474, Size: 1920x1080, Model hash: 609fde646e, Model: juggernautXL_juggXILightningByRD, Denoising strength: 0.45, Clip skip: 2, RNG: CPU, Hires Module 1: Use same choices, Hires prompt: "A red desert with sand dunes and cacti under a bright blue sky, Kinetic Art, Jasmine, somber, Hockney, A thunderstorm with lightning flashing across the sky and loud crashes of thunder", Hires CFG Scale: 1, Hires upscale: 1, Hires steps: 3, Hires upscaler: 4xNomosWebPhoto_esrgan, Version: neo

写真あるいはプロのイラストレータが描いた制作物と生成 AI との違いは、素人目には区別が難しいこともあるけれど、そのために必要なスキルや技能や知識というものの習熟なんて、デザインの専門学校や美大に通う学生でも最初は素人と似たようなものだ。若いころから高いレベルにある人材はいるけれど、多くの職業的なデザイナーというのは勉強や修練なしに仕事をしているものではない。

一例として、生成 AI でつくった上のような画像を眺めて1秒もかからずに違和感を覚えるのが、習熟したデザイナーやイラストレータや写真家であろう。もちろん、浮かんでいる二艘の船の様子をパースという観点や脈絡から見て不自然に感じるからだ。また、これも生成 AI の画像ではよくあることだが、光源の位置と影の落ち方が食い違ったりズレていたりすることも違和感の理由になるはずだ。他にも、雲が上空と水面とで形が違っていたり、違和感の理由を数え始めると色々あるだろう。でも、多くの素人にはすぐには分からない。

もちろん、だからといってデザイナーや写真家の成果物を声高に優れていると叫ぶだけでは説得力がない。素人には一見すると違和感の理由が分からないので、自分たちが見て「よくできてる」画像であれば、一般の消費者にも大して違和感はないだろうと考えるからだ。その、プロしか分からない違和感のために高額な発注費用を捻出する正当性があるかという話を解決しない限り、真の美や芸術を世に示すために殆どの企業は(たとえ広告代理店であろうと)広告を制作するわけではないのだから、プロが納得することなどビジネスの要件でもなんでもないわけである。したがって、もちろん上のような画像を平気で納品するような無能をデザインや広告の業界から追い出すことは正しいとしても、単に生成 AI を非難したり自分たちの「芸術性」や「クリエーティビティ」を声高に叫ぶだけではいけないのであり、それは実のところ生成 AI なんてなかった時代から言えたことなのだ。

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