Scribble at 2024-04-19 16:59:15 Last modified: unmodified

先に更改した弊社の問い合わせフォームだが、いまのところはフィルタリングに (1) メール・アドレスのホスト部、(2) 社名、(3) ユーザ・エージェント文字列の三つを条件としている。なので、いまは初期設定で UA の判定条件に "headless chrome" という文字列を入れてあるので、問い合わせフォームを利用した UA に "headless chrome" が入っていたら、その送信データは無条件でブラックホール行きとなる。弊社の経営メンバーには届かない。また、弊社自身のメール・アドレスをフォームに入力して送信した場合も届かないような初期条件としてあるので、テストが気楽にできるとも言える。ただ、残る条件の社名については、同じ文字列の会社があったりするため、これはそう簡単にフィルタリングのリストへ登録できないとは思う。特に営業代理店とかコーダの個人事業主なんて、都道府県ごとに同じ社名の会社があるんじゃないかと思うほど、何も考えずに社名を付けている事例が多いので、ひとまず社名でフィルタリングするのは慎重にした方がいいだろう。

メール・アドレスのホスト部(ユーザ部を入れてフィルタリングしても、違うアカウントで送ってきたり、あるいは定期的にわざとユーザ部だけ替えてきたりするので、会社がフィルタリングの対象なのであれば、ドメインでフィルタリングしたほうがいい)については、僕としては "gmail.com" を登録したいところなのだが、もちろん効果が非常に大きいので、経営会議での承認が必要なくらいの選択になる。もちろん、通常の企業で GMail のメール・アドレスを使うような相手と取引するなんてこと自体が珍しいわけで、現実には個人事業主のデザイナーやコーダーと取引があるにせよ、そうした人々は弊社のディレクターが個人的に見つけてきて発注するケースが圧倒的に多い。会社の問い合わせフォームから取引が始まった事例なんて、この20年近くを通して皆無だ。そんなのあるわけない。なので、コーダやデザイナーや動画編集マンとかは、弊社が電通を株主としている会社だということで、坂道アイドルの取材動画とか旧ジャニーズの宣材写真が見放題かもしれないと妄想したり、あるいは大手企業の案件に携わって実績作りができるとか妄想して取引を打診してくるのかもしれないが、問い合わせフォームから取引を始めるなんてことはありえないのだ。

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