Scribble at 2026-06-28 10:52:34 Last modified: unmodified
せっかく最終号だけでも話題にして取り上げてやろうっていうのに、スクリーンショットをとろうとしたら全面広告をポップアップしやがって。結局はユーザや読者のことなんて考えてなくて、記事ネタの取材先や広告の出稿元の顔色だけを見て紙面を作る雑誌になったから事業継続できなくなったんだろう。
既にオンラインでは Apple に関連するメディアがあるけれど、それらにしても殆ど読む価値がないなと思う。理由は明白で、Apple のデバイスを現に使っているユーザが知りたいと思ってる情報なんて殆ど掲載されないからだ。リーカーの噂話をコピペするくらいしか能がないんじゃ、そんなもん X でタイムラインを眺めてるのと何が違うんだよってことだ(既に自動で日本語に翻訳されてたりするし)。確かに、新製品の情報は気になる人が多いだろう。しかし、CPU を何プロセスで製造してるだのといったオタクの豆知識を時間稼ぎのように続々と記事にされても、そんなの大半の人にはどうだっていい話だ。ここでも企業としてのメディアが陥っている「何か報道しなくちゃ症候群」というものがあって、広告を出している手前、アクセスを稼いだり新しい話題を提供しないといけないという、報道やジャーナリズムや出版の基本的な姿勢とは何の関係もないところで記事という商品を作ってバラまき続けないといけない義務が生じる。よって、どうでもいいことをどうでもいいタイミングで書いて公開しつづける、そしてそうすることでしか事業継続できないという自縄自縛に陥り、そしてエンド・ユーザのことなんてどうでもよくなり、広告の出稿元のことしか考えなくなるわけだ。われわれユーザと完全に感覚がずれている。
実際、その証拠が誌名を『Mac Fan』と言い続けていることにも表れている。僕は MacBook Pro のユーザでもあるけれど、正直言って、iPhone や Apple Watch や iPad のユーザとしては、"Mac" なんてフレーズに何の魅力もないし実感もない。それこそ iPod が登場した頃に、"Apple" という言葉を使って "Apple Fan" という誌名にできたかどうかは分からないが、そう変更してもよかったと思う。