Scribble at 2026-03-09 18:29:43 Last modified: unmodified

会社で契約している Google Workspace を「スタンダート・プラン」へ変更して、ドライブの容量が会社全体で(契約法人の単位でストレージの容量は共用=合計扱いになる)80 TB を超えるほどになった。これにより、クラウド・ストレージのコストを無駄に多重払いするような余裕は弊社にないので、Dropbox を来年の春に解約して、全てのファイルを Google Drive へ移行することとなった。

まず、こういう場合に Google からはマイグレーションのツールが出ているのだけれど、これは調べてみると全く使い物にならない。なぜなら、Dropbox のどういうファイルやフォルダを Google Drive のどこへ振り分けて転送するかを、全て CSV ファイルに書き出して設定しないといけないからだ。こんなことをやる暇があるくらいなら、全社で一斉に手作業でコピーするほうが早い。それに、もちろん全てのフォルダやファイルについて設定しなくてはいけないから、全ての事業部から聞き取り調査が必要となる。つまり、僕自身が CSV を作る手間をかけるかどうかにかかわらず、そんなことを1年の猶予があったとしても、ふつうのサラリーマンが業務のあいまにやれるわけないのである。それは、いま Dropbox で管理者として他の事業部で運用しているフォルダを見れば、その乱雑さや不合理な命名規則などによって、CSV を作成してもらえるような状況でないことは分かる。そうであれば、各部署の責任において、自分たちで1年のあいだに好きにやってもらう方がよい。

もちろん、好きにやってもらう場合のリスクは既に幾つか想定している。

第一に、個人のドライブと共有ドライブとの区別をせずに、デタラメに置いてしまう可能性がある。もちろん、個人のファイルを共有ドライブへ置いて、スケベな画像が発見されるようなことが起きようと、こちらは知ったことではないが、問題は逆に共有ドライブへ置くべきデータを個人のドライブへ置いて、勝手に外注とフォルダを共有するようなミスが起きることだ。

第二に、部署の単位で移行するとなると、それぞれが「相手がやるだろう」という思い込みで誰もやらないという悲惨な結果になったり(それが分かるのが、ケツに火が付くようなタイミングだったりするのは、会社ならよくあることだ)、あるいは全員が同じファイルを重複して個人のドライブに置いたりすることだ。後者はさほど大きな問題ではないが、前者は Dropbox を利用できる期限が近いと悲惨だ。

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