Scribble at 2023-08-19 13:52:41 Last modified: unmodified

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労基署の認定によると、死亡約3カ月前から休日がなく、直前1カ月間の時間外労働は207時間50分。3カ月平均でも月約185時間で、国が定める精神障害の労災認定基準(1カ月160時間以上、3カ月平均で月100時間以上)を大幅に上回っていた。

「誰も助けてくれない」 過労自殺の26歳医師100日連続勤務、遺族は損賠請求を検討

昔のテレビ・ドラマで『ER』というのを観ていたけれど、医療現場というのは新型コロナが出てくるよりも前から厳しい勤務状況だったわけで、それは准看護婦をやっていた母親からも色々と聞いていた。ともかく求人サイトや職安で掲載されてる条件なんて全くの嘘っぱちだし、「懇親会」と称する事実上の強制飲み会へ積み立てると称して勝手に給料の1割を差し引いたりと、とにかく病院というところはデタラメなことをやっていて、訴えても殆ど有罪なんて勝ち取れない仕組みになってる(医療過誤なんて殆ど認められない)。

とにかく、現場の医療従事者に余裕がなくなると医療過誤のリスクが高まる。特に手術の失敗と誤診は致命的な結果になることも多い。癌を見過ごされたりすれば、もう後から土下座されようと金をいくらもらおうと意味がないわけで、こういうリスクを可能な限り減らすには、もう医療従事者に余裕がある勤務状況を確保するために補助金を増やしたりするよりも、医療判断を AI に任せる方がマシではないかという議論が起きても不思議ではないだろう。

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