Scribble at 2019-01-23 10:04:25 Last modified: 2022-09-29 09:19:13

準備運動も筋トレもいらない、膝や心臓への負担もない。それでいて、消費カロリーはウォーキングの2倍。初心者から、サブスリーを目指す上級者まで、弱点を克服し、確実に結果を出すノウハウを徹底解説。

ランニングの常識は間違いだらけ!苦しいペースで走っちゃダメな理由

Twitter でも Facebook でも、こうして何年も前の記事を投稿しなおしてタイムライン上のプレゼンスを維持しようというスケベ根性としか思えない運用のアカウントがたくさんある。まぁそれはいいとして・・・「医学博士」が書く記事とは言っても、こういう記事は話半分に見ておくべきだ。

この手の記事は、どれほど医者や医学博士、あるいは自然科学の研究者を名乗っている人間のものであろうと、偽科学でありうるという意味でも警戒するべきなのだが、それ以外にも、たいてい常識を無視した状況設定でしかものを考えていないという社会科学的なナンセンスであることが多いからだ。

スローだろうとラピッドだろうと、ランニングの基本は歩行者の邪魔をしない場所を走るということにある。節度や常識を無視した「健康ファシスト」(社会道徳や法律よりもテメーの健康が最優先)を量産するだけのヘルスケア情報は、「我々は科学的な事実を述べているだけであって、その運用はそれぞれの良識にゆだねられるべきであり、科学者が特定の判断を推奨するのは危険だ」という利いた風な言い訳とともに、これまで多くの媒体で垂れ流されてきた。もとより、医師や科学者にそういう良識を語る素養がないというもっともな理由は(皮肉な意味で)分かるとしても、それを自ら放棄して何か培養液の中だけでものを語れるかのようにヘルスケアの実践方法を語るというのは、僕からすれば悪質な無作為というものである。

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