Scribble at 2009-05-16 00:00:41 Last modified: 2009-05-16 00:00:41
よく自分の作ったサイトの小さなギミックがどっかのサイトでコピーされて再現されてるのをみるのだけど、どう対処して良いか、よく分からなかった。僕自身の感覚としては、トイレのドアあけたら他人がウンコしてるの見ちゃったように感じてしまうんだけど、当の本人はニコニコしながら、それをメールで報告までしてくれている、という状況。via yugop.net引用だけしてコメント書いてなかった(笑。いっとき、会社でシステム部のブログをつくろうとしたんだけど、やっぱり止めたという経緯があって、その時に思った感触と似てるなぁと。教えてくれた彼女に感謝感謝。クライアントにとっては、僕らが EC サイトの管理画面を Python で書こうと LISP で書こうと、そんなことはどうでもよいわけであって、ウェブ制作プロダクションとしての僕らがクライアントに提供するものは、つまるところ技術ではないということなのだ。それが証拠に、僕らは自社でシステム開発をしない場合もある。一から百まで外部のプログラマさんに開発をお願いすることもあるのだ。それでも、システム部は仕様策定からテストシナリオの作成など、納品にあたって必要な業務を遂行する。こうした業務の成果は、日本に限らずなかなか表だっては語られないが(もちろん内容の多くが NDA に抵触するからだが)、ビジネスとしてシステム開発に従事している我々の「スキル」というものは、Ruby でこう書くとか Test Driven ならこう開発できるとか、そんな些事だけを意味するのではない。いい加減に、コードや /etc 以下のファイルを弄ぶだけのブログ記事を技術部署のプレゼンスだと思い込む「ものづくりバカ」はどうにかならならんのかと思う。一口に言って「技術を提供する」という発想は、日本人特有の謙遜であるかのように見えて、実は傲慢な発想だと思う。ユーゴさんを始めとする人たちは、単に「FLASH でこんなものがこう作れる」とかいった発想ではいけないというところ(それはビジネス要件でもよいし「戦略」でも何でもよいが、ともかくシステム開発やコーディングからは外部と言える何か)から出発して、個々の成果物を仕上げている筈なのだ。出来上がった成果物の「動き」や「見え方」を真似すればどうにかなるという発想では、単なるコピペオペレータにしかなれない。hatena やどこぞのブログで何万エントリー実装ネタを書いていようと、ものごとを本当に解決(solution !)する発想には至らないのだ。[追記:2009-08-09]このように書いたが、実は会社でシステム部のブログを立ち上げている。もちろん、ここで書いたようにただの技術プレゼンスなど受発注には殆ど関係がないし、書いていることが顧客の要望や要求、要件に対応するわけでもない。したがって、まったくの遊びていどの意味しかないわけだが、いちおうウェブ制作プロダクションのシステム部と思って舐めてると酷い目にあうよというスタンスを外部の開発会社に示すくらいの牽制材料にはなっているかもしれない。しかし・・・徒労のような気もする。