Scribble at 2023-05-04 08:41:56 Last modified: 2023-05-10 07:26:49

Windows Update 2022H2 を適用してからだろうと思っているのだが、パソコンを起動してからインターネット接続の確立に2分くらいかかる。そのあいだ、ブラウザを開いても API を利用するコンテンツの読み込みが全くできないため、ホーム画面が開かずに作業も始められない。

最初は自宅に置いている NURO のルータのせいだと思っていたのだ。なぜなら、ルータは玄関に置いてあって、スマートフォンを DK に持っていくと、奥の部屋で接続している AP(つまり子機)として接続している機器から NURO のルータに無線 LAN の接続先が切り替わるのだけれど、これが驚くほど遅いからだ。つまり、NURO の中華ルータ(Huawei 製品)が動かしている DHCP が中学生の工作みたいなレベルのソフトウェアだからではないかと思ったわけである。ついでに中国共産党か SONY に余計な通信をしていないことを祈るばかりだが。

そういうわけで、ルータの管理画面で払い出す IP アドレスのレンタル期間を延ばしてみたり、色々とやってみたのだが、どうも解決しない。そら、ルータのアプリケーションの仕様として問題があれば改善は不可能だ(ファームウェアのアップデートは殆どない)。更にはハードウェアに問題があれば、もっと不可能である。しかし、考えてみれば、もし NURO のルータに問題があるなら子機の接続も遅くなる筈だ。奥の部屋で使っている Buffalo の子機で無線 LAN に接続する所要時間は問題がない(それでも親機より格段に接続の確立、つまり IP アドレスの割り当てが速いわけだが)。ということで、他にやたらとネットワーク接続の確立に時間がかかると感じられるタイミングを思い出してみると、どうも Windows Update 2022H2 を半年くらい寝かせてから適用した時期が思い当たる。

Windows Update 2022H2 の適用を無視していた理由は、一つにはオンライン・ゲーム(MMORPG)界隈で 2022H2 に起因すると思われるネットワーク接続のトラブルが多発していたからだ。他にも、インストールしているアプリケーションの挙動に問題が起きたり、幾つかの報告が出ていたため、2022H2 に限らず、企業の情シスというのは Windows Update を一定期間だけ寝かせてから、まずテスト用のマシンい適用してみて様子をみる(つまりテスト用のマシンにすら、すぐには適用しない)のが当たり前である。出たらすぐに適用するべき(つまり自動更新するべき)なのはセキュリティのアップデートだけだ。それゆえ 2022H2 のような大規模な更新は、わざわざ専用のインストール・ツールが発行されたりするわけである。それだけ多くのプログラムに影響が出る可能性を Microsoft も想定していて、オプト・インのように事前の心構えをユーザにも求めているわけだ。

で、実際に 2022H2 を適用したあたりから、マシンを起動してからネットワーク接続の確立に何分も要するようになってしまったわけである。なので、ロール・バックするほどのことではないから、ここ最近は Windows を起動したら何分かは他の作業をするようにしている。いまどきのコンピュータはインターネット接続できないと使い物にならないからである。

[追記:2023-05-10] ログイン画面のまま暫く放置した後にログインしてデスクトップを表示させると、ネットワーク接続がただちに確立するようだ。ということは、ネットワーク接続の確立に必要な時間よりもデスクトップ、つまり GUI シェルの起動に要する時間が短すぎるということなのだろうか。

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