Scribble at 2025-03-24 11:40:25 Last modified: unmodified

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画像を公にしている以上は、その広告の効果だけを享受するなんて都合のいい話はないのであって、著作権法で言う軽微な利用を甘んじて受認しなくてはならないだろうと思う。そもそも、何か勘違いしている人も多いと思うのだが、著作権法はクリエイターの権利を守るための法律ではなく、著作物を利用する僕らの利益や知識・技術の発展という社会的な効用と、著作者の権益とのバランスを調整するための法律なのである。よって、こう言っては気の毒だが、一定の条件によって著作物を自由に利用する権利だって保障されているのであり、クリエイターの権利を無制限に保護することが法令の目的でもなければ理想でもないのである。もっと有り体に言えば、生成 AI の「えさ」になるていどの些事を拒絶するような人は、ウェブでマーケティングする資格などないということである。作品を自分のサイトに掲載するということは、自分の才能を見せびらかすためであろうと、それは一つの宣伝活動であり、その利益だけをウェブで独占的に確保するなんて虫の良いことはできないのだ。

https://creative.takayukikawamoto.com/archive/note.html?date=e60d37b6fc1c7581519a208acd0c7dcf

いちおう、こちらでも生成 AI の議論は掲載しているので、同じ話をあちらこちらに書いてもしょうがないから、リンクだけしておく。クリエイター(僕もいちおうそうだ)の権益を守るという点については何の異論もないが、生成 AI のモデルが維持している画風や作品スタイルは、法律によって保護されないということは強調しておきたい。X などで喚いている人たちは、たった数時間の読書でも十分に理解できるはずなので、著作権法の入門書くらいは読んでもらいたいと思う。

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