Scribble at 2019-12-31 13:34:49 Last modified: 2022-09-29 16:01:36
ハートさんに名刺や封筒の印刷を発注しているため、毎年の暮れになるとカレンダーをいただいている。今年は自宅のカレンダーとして会社からもらってきたのだが、やはり印刷会社だけあって秀逸だ。レイアウト、情報量、文字の視認性や余白の使い方、さすがに隙のない仕事をするものだと感心させられる。
ところで、日めくりのカレンダーにも見受けられることだが、このカレンダーも平日と土曜日の日付を表す数字と日曜・祝日の日付を表す数字とに、それぞれ青味がかった黒と朱色に近い赤が使われている。よくある配色なので当たり前のように眺めてはいるが、どうしてわざわざこういう色を使うのかとなると、正確な由来や理屈は知らないままだ。
https://www.543life.com/campus115.html
上記のページによると、週休二日制が普及したり、いわゆる「半ドン」を表すために、日本だけで土曜日を違う色にしていたらしい。そして、使う色としては原色の色として青が選ばれたようだ。また、他のページにも興味深い解説がある。聖書にあるような、神が6日で世界を創造し7日目に休まれたという記載からすると、それならアメリカのような宗教国家でも月曜始まりのカレンダーを標準にして、日曜の休日を最後にしなくてはいけないのではないか(仕事もせずに休むとは何事か)と思っていたのだが、ユダヤ教では土曜日が安息日となっているらしく(これはこれで理由のよくわからないことだが)、したがってユダヤ教の影響を受けたキリスト教でも日曜始まりのカレンダーでよいということらしい。