Scribble at 2026-06-12 18:51:42 Last modified: 2026-06-12 18:56:57
# ChatGPT Images
このところ、「エージェント」という言葉が生成 AI に関して使われるようになっているが、これをあたかも自律的に何かを思いついたり判断する一個の人格みたいに擬人化する人々がいて、それこそ「AI 社員」が自分から何かを提案したり仕事を引き受けたりするなどと宣伝されている。これはまことに困った話である。
なぜなら、そんなものは「魔法」であって、21世紀の文明社会に魔法などないからだ。
そして、このようなまやかしは富士通などが大宣伝していた自動プログラミング・システムみたいなタワゴトと大同小異であって、そんなものを実際に導入したかどうかはともかく、この企業がこれまでにソフトウェア・エンジニアリングやウェブ開発の業界で物笑いの種になってきた数々の炎上案件や訴訟沙汰を思えば、とてもそんな魔法があるとは思えないわけである。他人様に販売しようというくらいだから、もちろん自分たちでも銀行の基幹システムや地方公共団体の業務システムに使ったのであろう。そのうえで、あれほど膨大な「実績」が生み出されて血税を蛭や藪蚊のように吸い尽くしたのである。まったく恐るべきデタラメと言うべきだ。
悪いことは言わないから、AI がみなさんの会社を上場企業に引き上げてくれるとか、経営者のみなさんの資産を1兆円にまで増やしてくれるなんていう、はっきり言って世迷いごとを生成 AI に期待するのはやめるべきである。また、そのようなことを少しでも仄めかすような、ガキが数時間で作ったようなベンチャーなど信用してはいけない。SFC や東大の修士ていどしか素養がないガキのおもちゃを、どうして大人がわざわざ会社の金で買う必要があろうか。