Scribble at 2009-05-21 00:00:14 Last modified: 2009-05-21 00:00:14

そのいち。下書きを始めて、またそのまま。「筋」のつく道路はよく覚えているのに、「通り」のつく道路はよく忘れる、なぜだ? という話(笑。特に土佐堀通をよく忘れる。そのに。んで、また下書き。いま新聞社さんと色々やってるわけですが、新聞「社」がネットも活用しつつ収益を上げる方法は幾らでもあるという話。ひとくちに言って、記事の本文を無料で配信する必要などないと思う。それで「新聞」サイトから去ってゆくユーザはいるだろうが、そういう人たちって、もともと紙の新聞だって家や会社で取ってるものを読むだけで、自分の稼ぎで購読なんかしてないでしょということ。登録ユーザやビジターばかり増えても収益に結びつかなければ意味がないことは、既にここ数年の「2.0バブル」とか「CGMバブル」とか「フリーバブル」と言われるであろう顛末で、はっきりしたと思うのだ。もちろん、経済的に余裕がない人たちにも新聞と同じていどの情報を得るくらいの福祉は必要だと思う(新聞は公共の財産ではないから、アクセス権の話をしているわけではないことに注意)。なので、図書館とか役場で紙とデジタルの新聞を購読することは推奨できる。別にガキが来て読んでもいいんだし、コンテンツをそもそも無料で読めるようにしろなんて理屈は、そうした上でメディア企業が事業継続できるようなプランとセットにして述べた方がよいだろう。企業が提供しているコンテンツまで無料で読みたいとか言ってる人って、要は図書館に行ったり書店に足を運ぶのが面倒くさいだけじゃないのかという気もする。で、こう言うと「それは各人のコストの総計がどうのこうの」などと、経済学者まがいのご託を並べ出す人もいるわけだが、そういう無料大好きパソコン廃人たちが、とにもかくにもコストを悪だと考えて効率化を盲信するのは何故なんだろうか。どうしても欲しいものがあったら、てめーでコストをかけるのは当たり前じゃないのか。そんなに上げ膳据え膳が好きなら、生まれたときから棺桶にでも入っておけと思う。しかし、だからといってコンテンツを全て有料化せよとか完全会員制にせよなどと言うつもりもない(もちろん、会員制でサイトを運営している企業もあるのは知っている。中にはただの情報商材サイトもあって批判を免れていたりするわけだが)。見出しや一部のコンテンツには、無料で公開する方がよいと思えるものもある。特に、見出しやリードくらいはじゃんじゃん Google や Yahoo! に拾ってもらえばよいし・・・ていうか、またもやここで下書きレベルの文章を書き始めていることにようやく気づくわけだが(笑、それから新聞記事に基づく数値データは、どんどん一般のブログなどでグラフを表示してもらうために API でも何でも公開すればよい。もちろん有料化した方がよいと思うコンテンツもある。過去の記事を全てデータベース化して、検索やブックマーク機能を強化しつつ、書誌情報は国内の新聞各社が集まって統一した XMLScheme とか DTD を立てたら、もちろん地方自治体の図書館は購読料を払ってくれるだろうし、大学以下の教育機関やシンクタンクの類も購読してくれるだろう。そうしたコンテンツを提供できるまでには先行投資としてかなりの予算を必要とするかもしれないが、そもそも新聞記事のデジタル化は現に進んでいることなのだし、現実離れした提案でもないと思う。要は、新聞社が運営するサイトとしてしっかりしたコンテンツの構成と、有料で提供するに値するしくみを作り上げることが大切なのであって、これはごくふつうの IT ベンチャーにも通ずる何の変哲もない理屈なのだ。どこのコンサルにそそのかれているのかは知らないが、流行っているからというだけで SNS を立ててみるといった愚行を重ねているあいだは、IT ベンチャーと同じでダメなのである。これはあくまでも想像だが、紙面としての新聞に掲載された内容を、そのままデジタル化して販売することはできない。なぜなら、特に広告は新聞社のコンテンツではないからだ。また、誤報だった記事もごく最近のものであれば、そのまま掲載してよいかどうかは難しいところだし、昨今では刑期を終えた人たちの個人情報も考慮する必要があろう。反省しておらず再犯を重ねそうなガキやヤクザだから掲載し続けてもよいとか、そんな主観的かつ恣意的な理由で残すべき記録なのかどうかは疑わしい。けれどもデジタル化にあたって削除すること自体をひとたび許してしまえば、僕らには「オリジナルと比べてどこが削除されたのか」を容易に比較する手段がないため、記録としての正確さに疑問を覚えてしまうだろう。とか。つらつらと。そのさん。本日(追記。月曜日のこと)は残業もないなぁ・・・と思っていたら、某社のサイトでインシデントが発生したもよう。どこかの制作会社が FTP のアカウント情報を引っこ抜かれたらしい。で、代理店さんから情報セキュリティマネジメントのルールではどう対応するのかという問い合わせがあって、対応に追われる・・・うち、関係ないし。(追記。これはいわゆる GENO ウィルスであった。)

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