Scribble at 2024-06-20 09:38:12 Last modified: 2024-06-20 09:45:37
会社の研修用ビデオを収録するときに、僕のマシンのデスクトップそのものを表示して画面の操作を観てもらう場合もがあるが、もちろん PDF や Keynote のプレゼンテーション画面をフルスクリーン・モードにして観てもらうことも多い。僕は5年ほど前からプレゼンテーション・ソフトとして PowerPoint ではなく Keynote を使うようになったので(やはり Dick Hardt の影響だ)、上のように作成したファイルが増えていく。
もちろん業務として研修用ビデオを制作しているのだから、これは会社のメール・アドレスで取得した Apple ID(業務用の iPhone SE 2nd に設定している Apple ID)で iCloud にログインして、クラウド版の Keynote を使っているのだけど、MacBook Pro や、いまでは iPad でも利用しているネイティヴ・アプリケーションとしての Keynote と比べて、幾つかの短所がある。
まず、無償で使える iCloud 上にあるため、容量が 5GB と限られていることだ。僕が作成する Keynote のプレゼンテーションは、平均するとスライドが30枚ていどで画像もふんだんに使うので、.key ファイル(実は .zip の拡張子を変えただけなのだが)一つで 5MB くらいにはなる。これなら100や200でも容量は足りるが、いくらでも格納できるわけではない。
次に、UI として不安定なところがある。特に iCloud は Ajax を利用しているので、ファイルを幾つか選択して一斉にダウンロードしようとしても、必ず取りこぼしがある。全てダウンロードせずに無視されるファイルがあるのだ。これは iCloud に限らず Ajax でフロント・エンドを実装しているなら必ず起きると考えてよく、いつも言っているように決済や個人データの操作に関わるようなウェブ・アプリケーションの UI に Ajax を採用するのはやめるべきである。
それから Keynote についてだけ言えば、クラウド版はトランジションをプレビューできない。ネイティヴのアプリケーションでは、選んだトランジションをプレビューできるが、クラウド版ではサポートされておらず、どういう動きをするのか名前だけでは直感的に分からないことが多い。
ということで、ひとまず容量については1年ごとに Keynote のプレゼンテーション・ファイルをダウンロードして、クラウドからは削除している。おおよそ1年のあいだにプレゼンテーション・ファイルは60前後を制作している(毎週の配信としている小ネタの動画と、月末の社内研修用、それから決算会議など company-wide の会議で部長として発表するときの素材だ)ので、ほうっておくと続々と貯まってしまう。それに、動画を収録したら原則として不要ではあるから、容量が十分にある Dropbox の方へ移すほうがよい。プライベートでは 50GB の iCloud+ を契約しているので、いくらか余裕はあるのだが、こちらも実は iPhone と iPad のバックアップを設定していて、既に半分をシステムのバックアップに使っているから、そう余裕があるとも言えない。