Scribble at 2020-07-02 21:36:36 Last modified: unmodified

添付画像

スポーツメガネバンド【Fitch】フィッチ

老眼鏡を屋外で持ち歩くのに、最初は胸のポケットへ入れていたのだが、当然にも胸ポケットをメガネが占有してしまうし、暫く日数が経過するとレンズに傷が付いていたため、胸ポケットへ入れるのは止めた。もちろん、ケースへ収納して胸ポケットへ入れようかとも思ったが、異様にかさばるのと即座に取り出せない煩わしさに耐え難い苦痛を覚えたので、これも諦めた。次に、当然だが老眼鏡のユーザなら遅かれ早かれたどり着くように、メガネのフレームは弦の部分にゴムの小さな輪を取り付けるタイプのストラップもしくはバンドを買ってみた。でも、これは安全性を考慮してなのか、少しの衝撃でフレームがゴムの輪から外れてしまう。なので、眼鏡をストラップに取り付けたまま胸の前に首の後ろを回してぶら下げていても、いつ外れて落ちてしまうか不安が残るから、結局はカバンに収納したり胸ポケットへ入れてしまい、物理的にも心理的にもストラップを使う効用が欠けていると思う。

そして、いまのところ "Fitch infinity" という商品名のストラップを使い始めて、なかなか使い勝手は良好だ。中空になっているシリコン・ゴムのパーツへ眼鏡フレームの弦を押し込み、弦の形状にフィットしたゴムとの摩擦で外れるのを強力に防いでくれる。スポーツでの運用にも耐えられるかどうかは不明だが、敢えて外そうと力を入れてパーツから抜き取るような動作でもしない限り、少なくとも街中をそれなりのスピードで走るていどでは脱落しないので、大多数の用途やシーンでは何の問題もないだろう。

なお、今日は外出した際に天満橋の Inobun さんで新しい老眼鏡を買ってきたのだが、弦の太さが従来の老眼鏡よりも細いため、シリコン・ゴムのパーツが抜けやすくなっている。こういうときのために、細い弦にも対応する交換用のパーツが1セット付属している。さきほど交換してみると、次のような手順になる。(1) いま使っているシリコン・ゴムのパーツをストラップの中心(つまり根元)に引き寄せて、ステンレス・ワイヤーの先端を出す。(2) ワイヤーの先端部分がシリコン・ゴムの(ワイヤーから外れないための)ストッパーになっているため、この先端部分をペンチの腹で切り落とす。(3) 交換用の径が細いシリコン・ゴムの細い先端からワイヤーを通す。少しだけワイヤーが入ったら、後はゴムを持ったままワイヤーを捻じりながら挿していくといくといい。ワイヤーの先端側へシリコン・ゴムの口が開くように向きを間違えないこと。(4) 付属しているビーズ状の金属部品をワイヤーに通して、ペンチで力を入れて 1/3 ていど押し潰す。先端から金属部品の大きさ3個分くらいに入れて潰した後に、2個目を入れて固定した方がワイヤーから抜けにくくなると思う。(5) シリコン・ゴムのパーツをワイヤーの先端側に動かす。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook