Scribble at 2025-04-23 12:54:47 Last modified: unmodified

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最高裁は今回、スコットランド自治政府に対して訴訟を起こした女性の権利団体「フォー・ウィメン・スコットランド」の主張を支持し、性別に基づく法的保護は、女性として生まれた人々にのみ適用されるべきだとした。

英最高裁、平等法における女性を「生物学的性別」と定義 トランスジェンダーの保護も強調

これは BBC の報道なのだが、なにか分かりにくいという印象があって、もう少し事情を調べないといけないなと思わされた。女性の権利団体が法的保護を生物学的な女性だけにするように求めていると読めるので、簡単に言うと、僕はこの女性団体が保守系の反動的な要求をしているように理解した。日本ではなかなか知られていないが、海外のフェミニストというのは保守系もいて、女性の権利を訴えていても LGBTQ は支持しないという人がいたりする。

ということで、ウィキペディアに記事があるので参照すると、確かに「フォー・ウィメン・スコットランド」は反トランス・ジェンダーの団体であり、法的に後から性別を変更することに反対している。また、X での発言がもとになってキャンセル・カルチャーの攻撃を受けたJ・K・ローリングが、この団体を支援していたりするようだ。ということで、Gemini に質問してみる。

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俺: 性同一性障害やトランスジェンダーについては、反LGBTQとされる団体が、生物学的な女性が虚偽の申告で女性を装っている男性によって(トイレや風呂へ一緒に入るなどの行為で)権利を侵害されると非難しています。性同一性障害やトランスジェンダーには、自己申告の他に何か科学的な確認方法があるのでしょうか。

Gemini: 性同一性障害(現在、精神医学の診断基準では「性別不合(Gender Dysphoria)」という用語が使われることが一般的です)やトランスジェンダーであることに関して、ご質問の通り、自己申告以外に科学的に明確に「確認」できる単一の方法があるかという点は、非常に複雑な問題です。/ 現在の科学的・医学的知見に基づくと、性同一性や性別違和感を、血液検査や脳スキャン、遺伝子検査といった単一の生物学的マーカーで客観的かつ決定的に「証明」または「確認」する方法は確立されていません。/ 性同一性や性別違和は、生物学的要因、心理的要因、社会的要因などが複雑に絡み合って形成される個人の内的な感覚であると考えられています。科学研究はこれらの要因の関連性を探っていますが、性同一性の本質を測る客観的なテストは存在しないのが現状です。/ 医学的・心理的な診断プロセスとしては、精神科医や心理士などの専門家が、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)やICD-11(国際疾病分類)といった診断基準に基づき、時間をかけた面談や心理検査を通じて総合的に評価を行います。この評価は、本人の性別に対する持続的な違和感や、それが引き起こす苦痛(性別不合)の有無、他の精神疾患の可能性などを慎重に検討するものです。/ したがって、診断のプロセスは専門家による臨床的な評価に基づきますが、その根幹には本人の内的な感覚、つまり自己申告が含まれます。なぜなら、性同一性は個人の主観的な経験であるため、本人の語りなしに診断することは不可能だからです。ただし、これは単に「今日から女性です」と自己申告すれば診断が下りるという単純なものではなく、専門家による詳細かつ継続的な評価を経て行われます。/ ご質問の背景にあるような懸念(例:生物学的な男性が虚偽の申告で女性用スペースにアクセスするといった権利侵害)は社会的な議論の対象となっていますが、医学的・科学的な観点からは、個人の性同一性を客観的な生物学的テストで「確認」する手段は現在のところ存在しない、というのが正確な回答となります。診断は、あくまで本人の深い内的な感覚に基づいた臨床的な評価によるものです。

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ということで、精神障害の一つとして認められてはいるが、その判定は難しい。ただ、LGBTQ の権利も尊重する必要があるのは事実であり、判決でも釘をさされている。

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