Scribble at 2026-05-07 18:31:08 Last modified: unmodified

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「開発者の間では PHP は成熟した技術と見なされており、新たに学ぶ開発者はほとんどいません」というアナリストの発言には、ホントかよと思ってしまうが、重要なのは、このジュニア開発者の減少(と技術的負債の増大)は PHP だけの問題ではなく、オープンソース全体に言える話かもしれないということ。OSS エコシステム全体において、熟練人材へのアクセスが懸念事項であることが示唆されている。

PHPプログラマーのベテランが引退したら、誰がウェブをメンテナンスするのか?

まさに指摘されているとおりなので、PHP だけの問題ではないのだ。そもそもだね、PHP ユーザの大半は実質的に WordPress ユーザなのであって、Perl / CGI 時代に個人で問い合わせフォームのロジックを書いてたようなレベルの日曜プログラマすらいなくなって、若手はみんな Claude でコードを吐き出しているだけだ。ということは、問題はどう考えても「PHP のプログラマがいなくなる」ことではなく、「プログラミングの基本的な知識や技能をもつ人がいなくなる」ことなのだ。そして、これは既に2010年代くらいから起きていたことであって、WordPress のテーマ・ファイルをいじくってるだけの元デザイナーとか元コーダの大半が「PHP プログラマ」を自称していながら、自力で問い合わせフォームのロジックすら白紙の状態から書けない、つまりは日曜プログラマのレベルですらない素人や三流なのだ・・・と、2000年頃から PHP を使い始めて2006年に Zend Certifired Engineer の資格を(もちろん英語の試験で)取得した古参エンジニアは思うわけだよ。

ただまぁ、僕が定年退職する7年後くらいまでは PHP を使うサイトが急激に減ることはないだろうし、もちろん PHP という処理系の開発が終わるわけでもないだろうと思うので、その後のことなんて僕が知ったことではない。当サイトも、たぶんそれまでには別の言語で書き直すか、いやそれどころか全て静的な HTML ファイルに作り直すか、それともサイトを閉じているかもしれない。いちおう、ボケずに生きていれば80歳くらいまではメンテナンスするし、その才能や知性が80歳でもあるに決まってると自負しているがね、こういう話の本質は俺自身がサイトを続ける気や、俺自身の生活資金に余裕があるかどうかにかかっている。こんなことはしょせん道楽の一種にすぎないのだから。

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