Scribble at 2026-02-18 18:59:23 Last modified: 2026-02-19 10:05:07
ただいま社内規程の全面的な書き直しを NotebookLM との共同作業で進めている、という話は書いたのだが、実際にやってみると非常に手間のかかる確認や訂正の作業があって、雑感ではあるが僕らのレベルの実務家として仕事を任せるにはとうてい及ばないと言わざるを得ない。これは、僕のようなレベルで個人情報保護マネジメントシステムを運用している Chief Privacy Officer でなくとも、上場企業の法務などにいる社員と同じくらいの実務能力と比べても、僕の部下として仕事をするには色々なハードルを超えなくてはいけないだろう。
まず、コンテクスト・ウィンドウと呼ばれている文脈の記憶が不正確で、冒頭に定義した言葉を途中から使わなくなったり、あるいは冒頭で(ちょうど上の画面に示されているように)個人情報と個人番号と匿名化した情報などを「個人情報等」と表記すると断っておきながら、該当する箇所になると平気で「個人情報」と書いて済ませるようなミスが散見される。これは、どう考えても改めて全体を確認しないと、実地のビジネスでは全く通用しないガラクタの文章でしかない。
だが、このていどのことをあらかじめ生成 AI に強調して動かすのが、当世の「プロンプト・エンジニアリング」だというのだから、笑ってしまう他にない。それは、手取り足取り最初から教えないと何にもできない、人材紹介会社のデタラメなスペックを引っ提げてやってくる派遣社員と同じではないか。