Scribble at 2025-12-18 07:05:10 Last modified: 2025-12-18 18:23:42

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日本人プログラマ向け、プログラミングに適した「フォント」まとめ 2025年版

この手の、既に廃れて何年にもなる「まとめ記事」なんてものを、ネタがないのか毎年のように更新する愚かなメディアというのがある。はっきり言って、ITMedia なんてサイトは IT ベンチャーの技術者レベルならアクセスしてない幼稚な内容のメディアだと思う(たぶん IT ゼネコンのヘタレ新卒とかがアクセスするレベルのメディアだろう)ので、もちろん当サイトの知識や技術のレベルで記事を読んでいる方であれば、ほぼブックマークなんてしてないだろう。それでも、たまに検索には引っかかるし、僕はこの手の一般的なサラリーマンや IT ゼネコンの SE とかが読んでいそうな記事の未熟さや偏向を知っておくためにも、敢えてブックマークしている。

そもそもにおいて、この手の「まとめ記事」、あるいは代表的なサービスである「Naver まとめ」がどうして数年で消え去ったのか(「Naver まとめ」は2010年代からあったが2020年に終了している)。現今の生成 AI ブームに照らして考えてみると、あるいは消費者心理からすれば当然かもしれないが、次のような理由が考えられる。

第一に、誰も「まとめ」なんて望んでいなかったということだ。検索するよりは手間が省けるものの、ユーザが知りたいのは「答え」であって、選択肢ではない。よって、上記の記事のようにフォントをいくら並べられようと、実はユーザを困惑させているだけでしかない。検索結果を並べられているのと大差ないからだ。そもそも、大半の凡庸な人々には、眼の前に並べられた選択肢から(自分自身にとってさえ)最適な選択をする教養や基準などない。だが、それがいけないと言いたいわけではない。フォントを選ぶプログラマが芸大でタイポグラフィの修士号を受けていないから責められるべきか。大阪でおすすめのたこ焼きから一店を選ぶために調理師の免許を持っていないといけないかというと、そんなことはない。誰でも何かを選ぶにあたって欠落はあるし不安もある。しかし、それ以上に多くの人々は比較したり判断するのが面倒臭いのだ。こういうことを責めたり冷笑しても仕方ないのである。

それでも、検索結果には出鱈目な内容もあるし単なる広告もあるから、「まとめサイト」が流行っていた頃に出てきたキュレーションというものが期待されたわけである。でも、それも長くは続かない。これが第二の理由だ。なぜなら、キュレーターを自称する者の大半が何の学識や実績もない素人やアフィリエイターだったからだ。これは「オールアバウト」や「マイベスト」のようなサイトのコンテンツにも言えるが、それらしいプロフィールを掲載していても、しょせん同業の人々から見れば三下に近い未熟者が「専門家」を名乗って記事を書いていることも多い。それに、選択肢として MECE ではないし、どういう基準でそもそも選んでいるのか不明であることが多いので、そのうち信頼を失ってしまったわけである。事実、こういう記事の大半は書いている人間自身が単に検索した結果を並べているだけということも多い。まさしくコタツ記事の典型である。

それにしても、「最適解」って言葉を使う人って頭悪そうだよね。自分では「理系」だと思ってるんだろうけど、しょせんこういう言葉を乱用するのは修士課程レベルの、学術的には素人だよ。

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