Scribble at 2020-01-24 14:32:25 Last modified: 2022-09-30 17:33:30

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A starter pack of scientific sentimentalism in Japan.

まったく皮肉ではなく、こういう読み物を読むことは別に気晴らしとしては問題がない。豚オタクが美少女ゲームをプレイしたり、ジジイがキャバ嬢を連れてゴルフへ行くのと殆ど価値は同じだからだ(もちろんゲームやキャバ嬢の価値が低いと言っているわけでもない)。でも、これらの文庫本や新書本で、手軽にものごとを学んだり考えるための重要なヒントみたいなものが与えられる筈だと期待するのは、何の根拠もない錯覚である。これらはどれも、たぶん国内の出版物にかかわる賞を受けている筈だが、そんなのは実際のところ読み手である僕らが生きるために何の役にも立たないのである(もっとも、著者が生活する役には立つのだろう)。

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