Scribble at 2026-06-08 18:41:15 Last modified: unmodified

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ウェブサイトで記事を開くと、本文が見える前にCookie同意やニュースレター登録、アプリのインストールを求める表示が画面を覆い隠すことがあります。テクノロジー系ブログ「Daring Fireball」の運営者でMarkdownの発明者でもあるジョン・グルーバー氏は2026年5月29日付の記事でこうした表示を「ディックオーバー(dickover)」と命名しました。「dick」は男性器を指す俗語であり、人をののしる罵倒語としても使われます。「dick」のニュアンスを残して意訳すると「クソ覆いかぶせUI」といったところです。

ウェブページを覆い隠してクソどうでもいい操作を迫る「ディックオーバー」とは?

Substack のニューズ・レター登録ポップアップについては、ご承知のとおり僕は2年くらい前から UX を悪化させるだけで無意味な UI だと言ってきた。ブログをフォローしたいなら RSS で十分なわけで、何もメールなんていう弥生時代のテクノロジーを使わなくてもいい。もちろん、やろうと思えば RSS のエントリーに広告を混ぜることだって可能だから、「マーケティング」という言葉を使うだけでありとあらゆるインチキやダーク・パターンを弁解できると思っている連中にだって受け入れられるであろう。

また、GIGAZINE も含めて大半の SaaS を利用しているサイトが全画面表示の広告を掲載しており、自分たちのサイトは例外であるかのように報じているが、GIGAZINE だって UX が著しく低下している。そろそろ、AI エージェントのサービスで GIGAZINE のヘッドラインや記事の内容を取得させて読む方がいいような気もしていて、多くの人々が同じようなことを考えて AI エージェントを使い始めたら、それこそ全画面の広告なんて自殺行為でしかない。ビジターに「どうぞ、これからは AI で記事を吸い上げてください」と自ら誘導しているようなものだ。

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