Scribble at 2026-08-02 19:52:35 Last modified: unmodified

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Gemini に「日本のユーザの統計として分かる範囲で、iPhone の機種別のシェアを円グラフにしてください」と依頼して作図してもらったのが、上のグラフだ。はっきり言って間違いである。なぜなら、iPhone 17 シリーズのシェアが欠落しているからだ。そして、MMD 研究所が今年の3月に公表した調査結果を指定してグラフを修正してくれと Gemini に指示しても「現在利用中の端末として『iPhone 17』の数値項目はありません」と口答えするので、iPhone 17 を含めた調査結果の表をキャプチャーして Gemini に示すと、やっと観念したらしく「私の確認不足でお手数をおかけし、誠に申し訳ございません」と言って、上のようなグラフを描きなおした。このように、有料で使っている Gemini 3.6 Flash ですら、いまだに自信満々で半年前のデータすら無視して回答するのだから、やはり AI の情報量や解析能力や応答精度は、コーディングや数理計算などに著しく偏っているとしか思えないんだよね。多くの分野では、やはりウェブ・ページ1枚から正確な内容を読み取る能力すらないのだから、中学生のレベルにすら届かないと言っていい。やはり、いま NotebookLM などで進めている生成 AI を利用した多くのプロジェクトも、あらためて個々のレスポンスが正しいかどうかを再点検しないと危険である。

さて、それはそうと iPhone のシェアを眺めると分かるように、最新の iPhone 17 シリーズ、僕が使っている iPhone Air を含めたシリーズのシェアは、せいぜい 9 % ていどである。上のシェアは全て合計しても 90 % くらいなので、恐らくは iPhone 12 よりも更に古いモデルを使っている人が1割くらいいるのだろう。ともあれ、こういう結果から分かることは、通信キャリアが提供している2年縛りの事実上のリース契約、au/KDDI で言えば「スマホ得するプログラム」などを利用して、2年ごとにホイホイと機種を取り換えている人は、実際には少数派だということだ。iPhone 17 が2025年、iPhone 16 が2024年、iPhone 15 が2023年、iPhone 14 が2022年、iPhone 13 が2021年、iPhone 12 が2020年の発売だから、少なくとも2年以上は機種交換せずに使い続けている人が半分以上はいるということである。その多くは、もちろんキャリアの事実上のリース契約ではなく購入しているのであろう。いちどに10万円以上を出費するか分割払いでカード決済などをしているなら、そう頻繁に買い替えたり、ローンが終わってもいないあいだに新しい機種を買う人なんていないわけである。また、iPhone は日本では特にティーンエージャに絶大な人気があるため、そうそう簡単に買い替えられるわけでもあるまい。

なので、僕も iPhone Air を来年の2年縛りの区切りで返却するつもりはない。そもそも次の機種として iPhone Air 2 の名前が色々なサイトで出ているけれど、その発売予定日が iPhone Air を使い始めた時期とズレているので、2年縛りの契約更新のタイミングに合わない。かといって、契約更新のタイミングで発売されているであろう iPhone 18 などに換えるかと言われても、さほど興味がない。何度も書いていることだが、僕はカメラ機能にさほど関心も願望もないし、スピーカーも別にモノラルだから決定的に困るなんてことはない。寧ろ、いま使っている iPhone Air のチタン合金フレームの頑丈さに満足しているし、指摘されるほどバッテリーの消費に困っているわけでもなく、ましてや A19 Pro の処理能力は発売されてから1年が経過しても快適だ。それに、僕はスマートフォンの内部で AI を使う気もしない(Gemini のアプリで十分だ)。

それに、そうそう簡単に機種変更するわけにもいかない理由として、やはり色々な手続きが面倒臭いというのもあるだろう。個々のアプリにログインしなおすのも手間がかかる(機種変更時にアプリケーションは変更先のスマホにインストールされるが、別にセッションを維持してくれるわけではないからだ。というか、セッションまでログインしたまま維持出来たら、その情報を Apple が管理してしまうので、そんなのは形式的には中間者攻撃をやるのと同じだろう)。更に、銀行やクレジット・カードやキャッシュレス決済のアプリなどは、多要素認証などの移行手続きが煩雑だ(それは、もちろんわざとそうなっている)。それから本体に大量のデータをもっている人なら、それをいったんクラウドに移してダウンロードしなおす必要もあろう。単に自分が使ってきた筐体への愛着という情緒的な理由だけでなく、こうしたことが負担に感じられる人も多いと思う。

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