Scribble at 2023-10-29 21:57:32 Last modified: unmodified

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完全養殖は水産研究・教育機構が10年に世界で初めて成功した。だが、水産庁によると同機構が中心となって進めている人工シラスウナギの生産コストは1尾約3000円で、天然の取引価格180〜600円に比べると割高だ。採算が取れるよう安定的に生産するのは難しい。

近畿大学、ウナギの完全養殖に成功 持続可能な生産へ

うなぎって、スーパーで見かけても、そもそも高いという決定的な理由はあるにしても、なんだか買ってはいけないものであるかのように、ずっと思ってきたんだよね。いっとき、絶滅仕掛けてるのに乱獲するのがいけないとか言われて、スーパーで買うからこそ乱獲がなくならないのだ、とかいったことを告発していた人々がいたのを覚えていて、なんだかうなぎを食べるのは絶滅に加担しているかのような罪悪感があった。確かに、台湾産とか中国産のうなぎが出回っているから大丈夫とか言ってる人たちもいたけれど、どれが中国産でどれが食べても大丈夫なのかとか、そんなもんいちいち調べたりするほど暇じゃないんだよね。スーパーで買い物してるときって。それに、そう頻繁に買って食べるものでもないし。そういうわけで、うなぎなんて20年くらい食べてないし、外食ですらうなぎ屋なんて親と行った数十年前から全く足を運んでいない。

こういうわけで、国内で養殖できるようになると、食べても罪悪感は(種の絶滅については)なくなるのだろう。それでも改めて考えたら、養殖って、それはそれで残酷な話ではあるよな。

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