Scribble at 2026-02-09 09:13:40 Last modified: 2026-02-09 09:22:28
既にお気づきかと思うが、このたび公開した栄養学の論説は、Google NotebookLM で草稿を作り、これに50くらいのソースによる整合性や事実確認のチェックを加えてから、僕自身の文章を文体の参考としてもらい、更に高校生向けの語彙と表現だけで書き直してもらった。これを、僕の手元にある『基礎栄養学』(第5版、桑波田・原田・増田/編、講談社、2025)などを使ってチェックし直してから、最終稿としている。それから、これは公開した後のことだが、いったん公開している文章についても継続して改善する余地があろうと思うので、Gemini Pro(NotebookLM の Gemini とは違うらしい)に URL を示してファクト・チェックなり文章の整合性をチェックさせている。
こういう文章の作成では、相手に読んでもらうことも一つの目的だが、僕自身も草稿を丁寧に読み込む必要があるため僕の勉強にもなる。そういう意味では自習ノートを公開しているに等しいことをやっているのだけれど、こちらの「ノート」は、Qiita や note で掲載されているような類の未熟者の殴り書きとは次元の違う品質だと自負している。実際に決定稿を作るに際して数十の大学テキスト(日本のテキストは管理栄養士など資格試験向けのものが多く、基礎化学の事項が貧弱なので、僕の手元の一冊を除いて採用していない)を整合的に圧縮しており、このような工程は、考えようによってはプロパーや既存の出版社が教科書の品質を向上させるためにやるべきことですらあると言える。