Scribble at 2025-04-10 14:10:28 Last modified: unmodified

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People spontaneously imitate a wide range of different behaviors. The interest in this phenomenon dates back to at least the 18th century when Adam Smith (1759) argued that imitation can be seen as a primitive form of sympathy. Despite the longstanding interest, it was not until the 20th century that different research fields within psychology and neuroscience started empirically investigating this social phenomenon. This book brings together leading researchers from various domains to provide readers with a recent overview of developments in automatic imitation research.

This is an open access book.

Automatic Imitation

オープン・アクセスで公開されている電子書籍だから、NotebookLM にでも通して概略を掴むと良いだろう。というか、僕もそうしてポイントを掴んだりしている。信頼性には一定のリスクがあるけれど、たとえば僕が全く読めない中国語とかイタリア語の本でも同じことをやれる。常に誤解の余地はあるにしても、自分で外国語を習得して読むときの誤読と比べて、どちらがどうと言えるものではないなら、ひとまず一定のリスクはあると見做して利用するのがいいと思う。僕は、加速主義は支持しないけれど、なんだかんだと理屈をこねて動こうとしない人は、あんまり信用しない。それに、なんだかんだ言っても僕はベンチャー企業の部長なんでね。大きなリスクがない限りは試してみることだ。

さて、この本は「自動模倣」をテーマにしている。18世紀頃から既に議論されていたらしいのだけど、ここ最近になってようやく脳神経科学や心理学などによって研究されるようになったようだ。簡単に言うと、他人と接しているときに無自覚に相手の真似をしてしまうという現象があって、これは昔から「夫婦は似てくる」などと言われていることに関連があるのかもしれないし、いわゆる「ミーム」や流行現象のメカニズムとして有力な説明材料となるかもしれない。なお、現在は automatic-imitation.com という専門のサイトまでできている。

ただ、自動模倣の原因とかメカニズムは幾つかの仮説が立っている状況にあって、よく分かっていないようだ。メカニズムにも幾つかのモデルが提案されているけれど、NotebookLM の要約では概念的・定性的な説明にとどまっていて、敢えてこう表現しておくが「哲学的」あるいは「思弁的」な段階にあると言っていい。

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