Scribble at 2024-10-16 12:34:54 Last modified: 2024-10-16 12:39:09
こういう団体もそうだし、あと ICDPPC っていう国際的スケールでのプライバシー・コミッショナーの団体にしてからもそうだけど、結局は何をしていて何をしたいのか、私企業でプライバシーマークの実務に携わってる僕らからすると、まったく無関係な話をしているようにしか思えないんだよね。だって、ここで喋ってる内容が GDPR や個人情報保護法に反映されるなんてことは殆どないし、企業間の取り引きについてすら何の効力もない(だって、こういう団体の成果なんて大半の企業は知らんだろうし)。加えて、僕らのような情報セキュリティや IT にも強い科学哲学者(そして、実は法哲学や法社会学の素養もある僕のような研究者)においてすら、全く参考になるような文書も提案も知られていない。まさしく伏魔殿というか、「コミッショナー」っていうくらいだから各国の税金を使ってなんかやってるんだろうけど、ブラックホールのように血税が吸い込まれていく組織としか思えない。
全ては結果だ。政治家だろうと学術団体だろうと、あるいは僕らのようなサラリーマンであろうと、結果を出さない組織に存続する意味はない。趣味や贅沢で個人が勝手に組織するのは勝手だが、ましてや税金を使って、こんな何をしているのか分からない組織を維持するのは、国連などと同じで無意味である。もちろん、なにごとであろうと結果を出さなくては評価もサポートもしないなどというのは、無限後退に陥るだけだ。よくある「学者ジョーク」と同じで、大学で教えた経験がない大学院生に向かって「教育経験がある人物」を募集要項に条件として書いて募集する大学のようなものだ。成果が問われるのは、あくまでも学ぶ段階を終えた人々に限られるわけだが、それゆえに責任が伴うわけであって、その一つが成果であり結果なのだ。サラリーマンでも、一定の年数を過ぎたら業績を問われるのは当たり前であって、たとえ管理系の事務職であっても、つつがなく所定の期日までに決算の書類を作成したとか、そういうことで評価される。