Scribble at 2020-12-04 10:08:58 Last modified: unmodified
ていうか、本質的にはテキスト・ファイルをアップロードするだけでもいいと言えばいいわけであって。もともとテキスト情報をやりとりだけしてた時代なら、相手にメールで URI を教えたら用は足りるわけだし、途中からディレクトリ検索なんてものが出来たからハイパーリンクによる複数のリソースを組み合わせた情報設計が必要になり、フロント・ページを《表紙》のように扱う・・・敢えて言うけど単なる習慣のようなものが普及しただけのことじゃん。
僕らの情報通信なり伝達において WWW や HTML の仕様なんて本質的でもなければ必然的でもないわけで、そういうものに依存している自覚なしに知識だの情報だのを語ろうとするから、底の浅い議論になる。そして、そういう自覚をもつ最も簡単で正確で有効な方法として、僕らは数学を勉強するのだ。(自分で言うのはおかしいかもしれないが、現今の脈絡で流通しているような本で「哲学」を勉強するよりも有効だと思う。)
なので、ツールを自分で作るという点について上記のような自覚はそれなりに誠実なもので正しいとは思うが、やはりそこで《何を》するのかという更に大切なところへ着目すれば、申し訳ない話だが Facebook で投稿しようと static resources をオリジナルの CMS で投稿しようと、情報公開なり情報伝達において重要なのはそれらの方法ではないということが分かるだろう。