Scribble at 2023-08-09 19:09:00 Last modified: unmodified

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In an interview, the writers David Samuels and Walter Kirn discuss County Highway, a new, print-only broadsheet that bills itself as “a magazine about America in the form of a 19th century newspaper”

Highway to Nowhere

人文系のキュレーション・サイトとしてあまりにも有名な Arts and Lettes Daily で紹介されていた記事なので、暇潰しにアクセスしてみて、表示されたのが上記のスクリーンショットだ。ヘッダー画像のように見えるのは広告だ。そして、その下にあるページの幅と合っていない画像がヘッダー画像らしい。なんにしても、ページつまりは記事のタイトルすら初期画面の範囲に表示されないため、これではまず情報セキュリティやユーザビリティの観点から好ましくないとは言える。ていうか、そんな形式的なことを言うよりも先に、まずもって醜悪な印象しか受けない人も多いだろう。なんなんだこのサイトは。

で、肝心の内容はアメリカのアイビーリーグを出てから田舎で新しいメディアを発行している人物の話だ。はっきり言って些末で、ジャーナリズムの話ではあろうけど、しょせん扱っているのが国政の話なのだから、素人が「メディア」と称してインチキな政治放談を書き殴っているのと大差ない。こういう情報発信が個人でも大規模に、しかも安く迅速に可能となったことは事実なのだけれど、だからといって町中でスマートフォンであれやこれやを撮影している人々が「ジャーナリスト」かという話と同じだ。もしそうなら、これまでジャーナリストだ新聞記者だルポライターと称してきた連中がプロを騙るインチキ野郎ばかりだったということになるし、そうでないならこの記事に登場するデタラメな素人をプロは自らの見識でもって批評しなくてはいけない。これは「自由(報道や言論の)」の問題ではないからだ。

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