Scribble at 2020-04-02 20:48:49 Last modified: 2022-10-03 09:08:51

帰宅する途中で天満橋のジュンク堂へ立ち寄ると、『Interface』で「C/C++後継モダン言語」として Rust の特集が掲載されているのを見つけた。実は『Interface』を買うのは初めてなのだが、自宅へ戻って眺めると、csh や Ada も掲載されている「プログラミング言語事典」（「辞典」ではないのか）が付録で付いていたり、FPGA だのパケット通信だの IoT センサだの Raspberry Pi だのと、色々な話題が出ている。正直なところ、僕らが中学生だった頃の『Oh! MZ』などと比べてみても、紙面のデザインや編集構成が雑誌のフォーマットとして殆ど変わっていない古臭さは驚きだが（もちろん無理に発展したり変わっている必要はないのだが、洗練くらいはされていてもいい）、逆に何か1980年代の香りがして不可解ながらも心地よい。白井貴子とか鶴光の『オールナイトニッポン』を聴いていた頃の懐かしさを感じる。これが昭和54年から売れ続けているという事実は、日本の出版業界でも珍しく賞賛に値する数少ない成果だと思う。