Scribble at 2024-05-10 21:59:02 Last modified: unmodified

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ドライアイで眼科へ通院している。もちろんウェブでも幾つか調べて参考にしているけれど、この参天製薬のサイトで紹介されているアプリケーションは、ちょっとまずいんじゃないかと思うね。AI がどうとかっていう胡散臭いフレーズも困るけれど、この「チェック」っていう言葉も怪しいよね。どう考えても、これって実質的には「診断」と言ってるようなものであって、これを使う人の大半は、医療行為とまでは思わないにしても、それに限りなく近いものだと期待もしてインストールすると思うわけだよ。だって、診断に近いものでなければ、そのへんの居酒屋のねーチャンと世間話してるのと何が違うっていうのか。

そして、そういう期待をかけて使ってみたら、実は事前に幾つか出てくる質問に回答するだけで、ドライアイかどうかの判定が出てしまうという、かなりお粗末な設計らしい。そして、カメラで涙の量を測るという仕組みも、セルフのカメラじゃなくて外向きのメイン・カメラで撮影する仕様らしく、ちゃんと撮影できているかどうか確かめようがない。アプリというか、ソフトウェアのプロの開発者として言うけど、ぜんぜん自分で使ったことないんじゃないの。参天の社員でもディベロッパーの社員でもいいけど、自分で使ってみたらどうなのかね。それともテストのし過ぎで、e-sports のプレイヤーみたく、扱いに慣れすぎてしまったのかな。

この会社さんって、ほんとに昔からアクセサリー的なアプリとかブログパーツとかで頻繁に事故とか杜撰なアプリケーションをリリースしてるんだよな。もう15年くらい前だけど、某人気漫画家の動画を再生するブログパーツをブログで表示してもらうなんて企画をやったときでも、制作に携わった人々の誰一人として「転送量」という概念を知らなかったせいで、サーバの運営会社に通信を一時的に遮断されたり、キャンペーンの予算を何倍も上回る従量課金を請求されたり、酷かったらしいじゃん。

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