Scribble at 2023-03-08 14:12:58 Last modified: 2023-03-09 12:17:12

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バーバーショップ御用達の「ポロラーソ」!使い方と魅力を徹底解説

剃刀や髭剃りのページを続々と公開している者が言うのも変な話だが、西洋剃刀なり替刃の剃刀を使った traditional wet shaving というのは、コロナ禍で自宅で髭を剃る人が増えて一時的に日本でも始める人が増えたものの、実は既にブームが終息してしまっている。その証拠に、YouTube でも SOTD や髭剃り関連のコンテンツを公開していたチャネルが動画を公開する頻度は明らかに減ってきているし、オンラインで髭剃り用品を検索しても扱わなくなったサイトも多い。また、掲示板など色々なメディアで啓発コンテンツを展開していた sharpologist.com はサイトが無くなってしまっている。

たとえば、上のページはイタリアの PRORASO ブランドの髭剃り用品について、日本国内で買えるサイトや店舗を紹介しているのだが、ページの最後に列挙されている一覧の EC サイトは、このページが公開された2020年9月から2年ちょっとのあいだに PRORASO の商品を置かなくなった。更に、PRORASO の「公式サイト」と称するサイトのように、そもそもサイトとして消失してしまっている事例もある。PRORASO は、GORO さんの動画でも紹介されているように、日本で言えばフェザーとかテンスターとか、そういう一般人もプロも使うアイテムを製造・販売している会社の商品ブランドだ。日本でもドン・キホーテなんかで売ってる BULLDOG や Gatsby なんかと同じ類のものであって、別に気取った「男のなんとか」みたいなサイトで過剰演出されるような代物ではない。でも、こういうものですら扱う小売サイトがなくなってきていて、個人輸入で手に入れた品物を3倍近い値段で売りつける髭剃りサイトとか、安くても2倍の値段でアマゾンや楽天で売ってるようなブローカーしかいなくなってきている。つまり、その理由は単純であって、ビジネスになるほど売れないからだ。でも、だからこそストレート・レイザーで剃るのは珍しいこととなりつつあるので、あまりやってる人がいない趣味なら開拓の余地があるわけで、やってみたいという気がする。それを当サイトのようにページとして公開したり、掲示板サイトなどで訳知り顔に適当なことを語るオタクになるかどうかは、そんなことどうでもいいわけである。単に剃刀で髭を剃ること自体が楽しい(し、怖い)というだけだ。

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