Scribble at 2020-03-14 09:17:25 Last modified: 2022-10-02 22:54:12

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読み始めました。

技術書ではしばしばお目にかかるレビュアーだが、気の毒なことだ。

まるで自分の《読書エンターテインメント》を披露しているかのような自意識全開のご様子で、たかが商業サービスのランキングで「1位」になったことがそんなにうれしいのか(もちろん、発達障害など何かの兆候を示しているような文章でもあるが、それはどうでもいい。ノイズが放置されてよいという免責事由にはならないからだ)。ともかく、内容と関係のない文章であることは事実なので、気の毒ながら「違反」としてアマゾンには通報しておいた。

この人物のレビューは参考になる場合もあるが、たいていは無視することが多い。確たる理由はないが、履歴だけを見れば、膨大な読書量と、それらすべてを新刊で購入する資金力(ざっと見た感じではアマゾンで一か月に500万円ほど買い物をしていることになる)、そしてレビューを書く膨大な時間かもしくは超人的なタイピング能力(僕の計算では、仮にこの人物が仕事を6時間ほどしているなら、睡眠時間を6時間としても、残りの12時間で5冊くらいの本を読んでレビューを書いているという、これはこれで称賛に値する能力や情熱をアマゾンのカスタマ・レビューを書くためだけにつぎ込んでいることになる)という状況証拠ということになろうか。もちろん、個人としてそんなパフォーマンスは不可能と思われ、おそらくは何かの読書グループの名義が "kaizen" なのではないか。よって、《中の人》によっては、カスタマー・レビューの場で有名になったくらいでインスタか何かと錯覚している、著名人気取りの自意識過剰な文章を書くバカもいれば、まともなレビューを書く人もいるというわけだろう。

・・・いや、実は「小川 清」という人物らしいのは researchmap に掲載されているページでわかっているのだが、researchmap を構築・運用している新井さんには気の毒ながら researchmap なんて登録者のステータスが本当かどうか誰もしないわけだし、この経歴じたいが詐称の可能性だってある。経歴を確認すると、僕が保育所に行っていた頃から働いていることになるので、20歳くらいから水道局で働いていたとしても、もう70歳を越えている方だろう。よって、金持ちなのはどうでもいいが、70代の人物の処理能力だと言われても現実味はない。そういうわけで、仮にグループではなく一人の人物の名義が "kaizen" なのだとしても、僕の推定としては目次だけ読んでレビューを書いている可能性か、もしくは《速読》と呼ばれる(実際には杜撰な)ザッピングでものを書いている可能性が高いと思う。高齢者であれば関連する事項についての(知識というよりも)記憶はあろうから、ザッピングだけで《こういう感じのことを言ってる本》だと断定できるていどの概念操作はできる。

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