Scribble at 2022-12-23 09:53:41 Last modified: 2022-12-23 10:36:50

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いま MD や PHILSCI.INFO で利用しているヘテムルは、PHP8 をサポートするウェブ・サーバへの移行を推奨している。ちょうどサーバのアクセス・ログを取得しにヘテムルの管理画面へアクセスすると、そういう告知が出ていたので、いい機会だから新しいウェブ・サーバへ移行することにした。いま当サイトで動かしているコードは、そもそも PHP8 が動く僕のローカル環境で表示したり使っているスクリプトなので、ウェブ・サーバが PHP8 になろうと動作に問題はない筈だ。

なお、ただいまヘテムルでウェブ・サーバの移行を完了したところだ。この落書きの CMS も動作に全く問題はないし、ファイルを転送するホスト名は変更がないため、ローカルからファイルをアップロードするプログラムにも変更はない。cron の設定は引き継がれないと書かれていたが、cron の設定も消えてはいないようなので、これもひとまずこのままだ。

ちなみにだが、ヘテムルでは長らく使ってきた AWStats の運用をやめるそうで、生ログだけの提供になるという。いまどき素人でも Google Analytics なり Google Tag Manager くらいは使うのだろう。ニーズがなくなればメンテナンスするコストは無駄だ。徹底した自動化や操作の単純化を進めて多くの利用者を獲得してきた会社でもあるから、それなりの合理性はある。寧ろ10年くらい前に止めても良かったのではないかとすら思える。なぜなら、AWStats の解析画面を理解できるくらいなら Google Analytics も使える筈だからだ。そういうリテラシーがない人は、GA だろうと AWStats だろうと見ても意味はない。それにしても、AWStats も2000年に初めてリリースされたツールであるから、20年以上に渡って使われていることになる。よくできたツールということだろう。

せっかくなので、PHILSCI.INFO と MD のアクセス解析をヘテムルの AWStats で眺めている。それぞれ11月の結果を見ると、MD のヒット数が31,156回で、PHILSCI.INFO のヒット数が1,834回だ。ただし、どちらのヒット数も訪問回数(ユニーク)の10倍くらいの値が出てるから、このアクセスの大半は RSS リーダや検索エンジンのロボットやスクレイピングのツールであり、人間ではないと思う。実際、AWStats の判定(ロボット/スパイダーの訪問者)では半分くらいがロボットのようである。各ページの滞在時間も大半が30秒以内であるから、なおさらだ。なお、AWStats の表示では検索キーワードがおかしい。全て各サイトの URI が検索キーワードになってしまっている。もしかするとこういう動作不良も AWStats のサポートを止める理由になっているのかもしれないな。

あと、書き忘れていたが僕はサイトのアクセスについては sitemap.xml を申請している都合もあって、Bing Websitemaster Tool や Google Search Console を使っている。JavaScript のコードを仕込んだりはしていないが、それなりにサイトの様子は見ている。

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