Scribble at 2022-11-27 19:36:07 Last modified: 2022-11-28 07:31:38

添付画像

the peculiar case of japanese web design

日本のウェブサイトのデザインが特殊だという記事らしい。ひとまず、指摘されている内容についてコメントしておく。

1. maximalist

トップ・ページの表示可能な領域に、まずプッシュ・コンテンツを可能な限り並べるという手法が採用されている。これは日本の小売業の店舗に見受けられる、店頭に目玉商品を全て並べるという手法の影響もあるのだろう(もちろん海外だと、店の外に商品を並べたら確実に盗まれる)。

2. clear and bright colors

日本のサイトに明るい色の配色が多いのは、大きな脈絡で言えば資源が限られているという自然環境の影響があると思う。輸入した鉱石などで作った絵具や染料を多用するよりも国内で調達できる材料を使うとか、木材で作る白い紙に墨で描くというのが基本だからだ。更に、インターネットが普及し始めた初期の時代に犯罪やオタクや風俗といったテーマのサイトが暗い背景色にしていたという印象のために、コーポレート・サイトやサービス・サイトの多くが暗い背景色を避けているという事情もあろうし、サイト全体の配色の印象が明るい方が清潔とか誠実といった印象に結びつきやすいという心理的な事情もあると思う。

3. 新技術の採用が遅い

意味不明だ。ガラケーが日本だけで普及したのは事実だが、僕が見る限りサイトのデザインに大きな影響はなかったと思う。よって、日本のサイトの配色とかコンテンツのレイアウトにとって、ガラケーや「新技術」なるものが何の影響関係にあるのか、理解し難い解説だ。それとも、パララックス・バカとか React バカが増えると、トップ・ページの最上段に多くのコンテンツを置かなくても、ユーザはページを面白がってスクロールしてくれるとでもいうのだろうか。逆に言えば、欧米のデザイナーなんて Apple と The New York Times のデザインをコピペしてるだけで、僕から見ると殆どクリエーティビティがないように見える。それこそ、WordPress のテンプレートみたいなサイトばかりだ。

ということで、このあたりから読む気がなくなったので、記事にリンクだけしておくが読む必要はないと思う。しょせんは素人の夏休みの自由研究みたいなものだ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook