Scribble at 2005-04-07 01:54:45 Last modified: 2022-10-03 16:33:21

「作る会」の教科書でも持っていようものなら、たいへんなことになるかもしれません、という憶測が飛ぶほどのことなのかどうかわかりませんが。だって、国旗を燃やしたり適当に叫んでるのって、言ってみれば日本で言う街宣右翼みたいなもんでしょうし。でもでも、かたや中国では日本の経済海域への不法侵入はさておいて、教科書を肴に日系企業を襲撃している人々もいるとか。ていうか、今どき暴動とか起きないのは日本とバチカンくらいのものでしょうかね。

とか何とか、NHK の解説者然として「ここは一つ、感情的な対立はせずにアジアの仲間として云々」と言ってみるのも、また一つの見識なのかもしれませんが。まぁでも、実際に現地で何かあったらどうするかということくらいは考えておく方がよろしいか。だいたい、たいていの韓国男子は兵役に就いていたりするので、渋谷あたりにいた昔のチーマーみたいなへなちょこチンピラとはかなり気合いの入り方も違ってくる。いや、そんな殺気立って行く必要はないのですが、お間抜けな観光客でもいかんと思うだけです。

竹島とか尖閣諸島とか北方領土が「本来は」どこの国の領土なのかなんてことは、実際のところどうでもいいことであって、こうしたいざこざでは、たいていの国が自分にとって都合のいい括弧付きの「歴史的事実」をわめき立てるだけのことであります。竹島について解説したサイトを見ても、この島は日本側でも韓国側でも居住地としては扱われておらず、せいぜい近くの海域で漁獲作業をした際の立ち寄り場所とか目印ていどのものだと考えられており、島自体の価値よりは周辺海域の漁業権や地下資源の確保などが目的で日本と韓国は争っていると思えます。正直、日本で「わたしたちの固有の領土です」と口走ってみたり、韓国で「我々は我らの島を日帝から守る!」と怒鳴り散らしたりするほどのところなのかという気がしないでもない。面白そうな島ではありますが、どちらの国の風土にも迎合しない孤島ではある。どっちかの領土になれば、すぐに誰かが窮乏するほど困るのかね。いまどきのグローバルな観点で言えば、かなりつまらんことで熱を上げているような気がします。中国、韓国、北朝鮮、そして日本。どこもまぁ呑気なことで、結構ですな。

で、話を戻すとあさってには関空から朝9時の飛行機でソウルへ行くのに、行ってからどこへ行くかもまだ未定という現状です。たぶん買い物はするのかもしれませんが、今回は自由行動(でも未知の土地ということを考えてもグループ行動が望ましい)が認められているので、僕は初日は恐らく飛行機とバスによる乗り物酔いで部屋にずっといるかもしれません。ていうか、ソウルと言われても行くとこなんか特にないし。

韓国全土を考えると、行ってみたいところは確かにあります。まず、韓国の百済時代や新羅時代に造営された古墳には訪れてみたいですね。韓国の大学はどうだろうか。ハングルで書かれた科学哲学の本とかは、記念品程度の価値しかないだろうしなぁ。なんか言いたいことがあれば英語で書けばいいという世界なので、ハングルで「決定不全(underdetermination)」をどう言うか、なんてことには全く興味がない。そうそう。韓国は眼鏡が安いらしいので、ヨン様ちっくな伊達眼鏡でも作ってもらおうかな。で、上方 30 度あたりを見上げながら半笑いしてみたりすると、同僚の女性から「いやぁぁぁ! 気味悪いー!」とか言われるな。だいたい、ぺ・ヨンジュンって、きゃいーんの天野が唇薄くなって痩せただけじゃんって思うんだけど。

ということで、日曜の夜に再び大阪へ戻って参ります。次の日には早速もってお仕事となるので、本当に疲れるだけで帰ってくるのはよしておきたいと思います。たぶん、さきほどのヨン様眼鏡の他は殆ど買い物もしないと思います。けど、写真は撮ってくるので、また写真集のページをお楽しみに。

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