2019年08月07日に初出の投稿

Last modified: 2019-08-07

これまで長らく使ってきた環境のままでいいかというと、やはりそれは条件と目標が変わるかどうかによる。或るソフトウェアを使う条件は、もちろん目標そのものが条件でもあるから、同じマシンを使っていても変わるかもしれない。場合によってはセキュリティよりも使いやすさを優先してしまうようになるかもしれないのである。もちろん、いまのところはそういう変化はない。しかし、目標は昔と変わらず、そして昔と変わらない目標のままでも妥当だとしても、ソフトウェアを使う条件が変わると使えなくなるということはある。

さて、いまのところ自宅のマシンを新調した際に、そういう再検討を要するソフトウェアは多くない。もちろん Scrapbook アドオンは使い続けたいので、Waterfox が動く環境になったのは良いことだ。これに対して、今となっては頻繁に使うわけでもないが、メール・ソフトは思案のしどころだ。長らく Becky!2 を使ってきたし、安定していて良いソフトウェアであるものの、やはりスパム対策としては、複数のアカウントでフィルターを共有できないとか(フィルタリング機能そのものは非常に高性能で満足すべきものだ)、関連するプラグインの殆どが開発停止となっていて将来性に疑問があるという点を、正規ユーザであれば誰でも思いつくだろう。

また、POP3 スキャナの Spam Mail Killer も開発が終了して、現在は正直なところ趣旨のよく分からない別のソフトウェアが公開されていて、Spam Mail Killer よりも更に画面や項目が複雑かつ直感的な操作ができないものになっているため、僕も使うのを躊躇している。いったんローカルにサーバを立てるというアイデアは興味深いが、個人でそれを何年もメンテナンスするのは大変だし、POP3 のソフトウェアだけでセキュリティ・ソフトのようなことを兼ねるのは、僕はこういうツールを使う大多数のユーザにとってはオーバー・スペックだと思う。たとえば、本格的にそういうことまで対策してスパムに対抗したいなら、そういうローカル・サーバくらい運用するスキルがある人であれば、専用サーバを借りて postfix + dovecot + spamassasin + ClamAV の環境を自力で構築した方がコントロールは厳格である。

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