2019年10月17日に初出の投稿

Last modified: 2019-10-17

The only problem is that most of this likely is pure fiction. Although there are examples of artists who used the golden ratio extensively, many of these conclusions are cases of a post-rationalization where authors set out to find the golden ratio and so do it. This is no different than conspiracy theorists finding hidden symbols on the American dollar bills or fake shadows on photos from the moon landing.(ひとつ問題があるのは、これらの実例の大半は完全な作り話だということである。アーティストが黄金比を使ったという実例は広範囲に及んでいるけれど、それらの多くはアーティストたちが黄金比を使ったと後から正当化するために、黄金比に関する著者がわざわざ見つけた結果なのだ。それは、アメリカのドル紙幣に隠された記号が印刷されているとか、月面着陸の写真に映った影が嘘だと言う陰謀論と同じようなものである。)

A short history of geometric composition

たまたま Hacker News で見つけた記事からたどったページで、黄金比の話が簡潔に解説されていた。そして上記の後に、George Markowsky という数学者が1992年に公表した "Misconceptions about the golden ratio" という論説からの引用がある。僕も George Markowsky の論説を読んでいたため、これから再び手をつけようかと思っていた黄金比の論説に取り入れる予定だし、上記のページも参考として紹介したいと思う。もちろん、黄金比を何らかの自己相似的な規則性として有効な与件や仕様に適合する比率として採用してもいいし、必要があればそうするべきなのがプロのデザイナーというものだ。僕が過去の論説で述べていたのは、黄金比が「美しいかどうか」とか、デザイナーはこういう比率に縛られずに「自由に」デザインするべきだなどという話ではない。必要があれば使えばいいし、必要がなければ使わなくてもいいし、他の代案を思いつかず知りもしない無能なデザイナーであれば、使っても構わない。どのみち凡人にはそうしかできまい。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook