2018年03月09日に初出の投稿

Last modified: 2018-03-09

On March 6, 2018, Singapore’s Ministry of Communications and Information announced that Singapore has joined the APEC Cross-Border Privacy Rules (“CBPR”) and Privacy Recognition for Processors (“PRP”) systems. As we previously reported, Singapore submitted its intent to join both systems in July 2017.

Singapore Joins the APEC CBPR and PRP Systems

APEC 加盟国でのパーソナルデータに関する取り決めや規範の動向については、殆ど日本の法制や行政通達の類に反映されていないからか、動静をフォローするインセンティブが少なく、国内のメディアどころか研究者すら当てにならない状況だ。よって、国際的な規範を学んだり、それらにすら制約されずに(無視しろと言っているわけではない)理論を構築するにあたっては、やはり自力で調べるしかない。

先にも書いたように、国内の情報セキュリティ関連の技術者や研究者だけにかぎらず、プライバシー法制に関わるビッグデータ関連の技術者や PII 保護・利用に関わる研究者ですら、産業界と官界との付き合いから独立して食べていくのが難しく、あとはせいぜいプライバシーマークに関わるコンサル業界に関わるくらいしかないので、おおよそ海外の事情を把握するインセンティブに乏しい。加えて、アメリカやシンガポールの事情は、それぞれの国の法制も知っておく必要があるため、どうしても英米法なり海外法制を学ぶという大きな負担がある。そもそも、EU やアジア地域を相手に他国の法制まで考慮してパーソナルデータのマネジメントを真面目にやろうという大企業には、既に数多くのプロパーや専任の弁護士がいるので、国内の法制や実務しか知らない日本の技術者や大学教員など、全くお呼びではないだろう。

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