2017年09月25日に初出の投稿

Last modified: 2017-09-25

そろそろ新書ブームというやつも終息してきたようで、クズがばら撒かれないだけでも結構なことだ。しょせん、一つの国にこれほどのペースでまともな本を書いて出版できる人材が大量にいるわけもないのであって、だいたいのところは、中公新書、岩波新書、ちくま新書、平凡社新書、講談社現代新書、ブルーバックス、あとはせいぜい文庫クセジュ(これも昔の百科全書的なスタンスとは違って馬鹿げたタイトルを増やした感もあるが)くらいの定番と言ってもよいレーベルをチェックしていればよく、いっときは面白い本も出していて PHP 新書あたりのポジションに迫る勢いだった光文社新書は、やはり駄本の山を積み上げるレーベルに戻ってしまった。それ以外の新書レーベルは、恐らく物好きの読書家としてすら「この宇宙にあってもなくてもいい」レベルだろう。

それにしても意外なのは、朝日量に一定の体系立った内容を偏りなく詰め込むか、それなりの見識で議論を尽くすというのは、そうそう大学教員だからといって誰にでもできることではないだろう。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Google+ Twitter Facebook