2019年07月29日に初出の投稿

Last modified: 2019-07-30

今日は会社で書類の整理をしていて、大量の古い資料や帳票を捨てたりシュレッダーに回していた(もちろん僕には部下もいないし、事務職の担当者などベンチャー企業にとっては《贅沢品》なので、自分で裁断する)。さきほどの W 君のリポートと提案書も、そのときに見つけたものだった。他にも懐かしい資料や仕様書や論文のコピーが見つかって良かった。その中で、某鉄道会社のサイトをリニューアルする提案書が見つかった。当社は Nmap とかで気軽に調べただけなのが、トップ・クライアント企業のサーバを "Apache 1.3.33" だと指摘したり、ミドルウェアは "PHP 3.0.18-i18n-ja-3" で PHP3 の国際化対応版では最終バージョンだと指摘して提案書を書いたら、「どうしてそんなことを知っているのか」と逆にハイレベル扱いされて提案が通ったのである。しかし残念なことに、開発を委託する予定だったベンダーが急に休業してしまい(あまり他人事とは思えないが、プログラマがたった一人しかいない会社だったらしい)、受託を取り止めたという経緯がある。

仕様だけを見直せば、まずサーバは予定しているアクセス数に見合ったインスタンスを揃えて SAKURA のクラウドで何台構成かのサーバを立てたらいいだけだ。いまなら僕が単独でクラスター構成の構築からデータベースの設計、アプリケーション開発、情報セキュリティ対策など、一通りは対応できるのだが、この規模の電通案件を一人で全てやるというのは、僕がいくら全てできる人材でも、企業としてはやってはいけないことだ。やってしまうと、外部にメンテナンスを委託するのは難しくなるので(誰も自分で手掛けていないものをメンテナンスするのは嫌だろう)、24/7/365 のサポートを当社で、つまり僕が個人でやらなければならなくなるからだ。

そういうわけで、《なんとかはん》のサイトは12年くらい前に当社が手掛けるはずだったのが、お流れになってしまったのである。

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