2018年02月26日に初出の投稿

Last modified: 2018-02-26

最近、スティグリッツの "Learning Society" やセンゲの『学習する組織』など、企業や企業内の組織を変えるとか成長させるというテーマのビジネス書がたくさん出てきている。

もちろん、こんなことは容易ではない。本が何冊か出て、経営者や役職者が読んだところで、組織が変わる(改善とまではいかなくても)くらいなら誰も苦労はしない。しかし殆ど全ての組織は、家族から国家に至るまで、およそ凡人による凡人のためのものであり、才能に限りがあって愚かなことも多い我々自身が何とかやりくりしていくしかないものである。そして、そのための知恵や反省材料として、思いついたことや考えたことを自由に言って批評し合い、少しでも誰かが物事を単に変えることで(もちろん悲惨な結果に至ることも多いが)改善に至る可能性も導けるのが、恐らくヒトという動物の特徴であり強さなのだろう。よって、容易には変わらないことでも変えてみてはどうかと提案する人の育つ余地を維持しなくてはならない。僕が理解している「ダイバーシティ」の概念は、これである。単なる人事の話に矮小化するのは、やはり見識が狭いと思う。

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