2018年11月20日に初出の投稿

Last modified: 2018-11-20

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ゴーン追放はクーデターか…日産内で囁かれる「逮捕の深層」

上記のリンクで紹介した記事は、信夫君らと同様に、検察が睨んでいる本来の目標は有価証券取引書の虚偽記載などではなく特別背任や横領だとされているが、それでも「虚偽記載については、悪質なものではないのではないか、と筆者は考える」などと言ってのける神経はどうだろうか。

それにしても、ここぞとばかりに、業界太鼓持ちや業界ライターなど産業・自動車業界で飯を食ってる物書きは入れ食いの状況でタイプに忙しいのだろう。しかし、こういう連中が経営学者も含めて企業の経営者のことなど全く分かっておらず、本や記事の原稿に使えるていどの寿司ネタを口に突っ込まれてきただけだという、もう一つの証拠がはっきりしただけである。彼らが「深層」などと称して後知恵の適当な推論をどれほど書き散らそうと、業界ライターや経営学が企業や産業や経営について分かっていることなど僅かな一握りに過ぎず、ライターや学者という肩書があればなおのこと、自分たちは大企業の役員室に入るための通行証だとでも思っているのだろうが、寧ろそういう鈴を付けた専門家と称する人々こそ都合のいい情報をつかまされて操作されている可能性が高いとみるべきだろう。もちろん、それが分かっていて、敢えて企業や経営者を牽制するために建前だけの本や記事を書くのだと割り切っている人もいるとは思うが、悲しいことに経営学者やジャーナリストの大半は、自分たちこそが日産やトヨタの内情を知るエキスパートだと思い込んでいるのだ。

そして、さきほどアマゾンで調べてみたのだが、ゴーンさんを取り上げた本は最低でもこれだけある。小さい出版社から出た本やムック本などは、品切れになったら検索すらできないし、データも登録されないので、実際にはもっとあるのかもしれない。あいかわらず漫画まで出版されていて微笑ましい限りだが、こんなものを刹那的に消費して現生利益の短期的な目標さえ解決できればいいという、凡百の典型的な指向がよく分かる。書いているのも、安部哲也(立教大学大学院ビジネスデザイン研究科 教授)、小宮和行(ジャーナリスト)、大富敬康(経営アナリスト)、富樫ヨーコ(ライター)、フィリップ・リエス(AFP通信)、板垣英憲(政治評論家)などと、まぁよくこれだけ集まったなと思うような手合いばかりだ。

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